検証・アベノミクスとTPP―安倍政権は「強い日本」を取り戻せるか

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784331517659
  • NDC分類 332.107
  • Cコード C0074

内容説明

日本経済最強論を説き、安倍政権が推進するアベノミクスと重なる理論を早くから唱えてきた三橋貴明氏と、アメリカが日本に要求を呑ませ続けてきた「年次改革要望書」の存在を世に知らしめた関岡英之氏。安倍政権を支持する最強の論客二人が、アベノミクスを評価しつつも第3の矢が孕む大きな矛盾、そして安倍政権が交渉に入ったTPPという恐ろしい罠の正体に迫る!!

目次

第1章 「強い経済を取り戻す」―アベノミクスの現状を評価する(第1、第2の矢を同時に放つ意味とは?;なぜ金融緩和だけでは足りないのか? ほか)
第2章 TPPのゆくえと「骨抜きにされる日本」(年次改革要望書という名の米国からの圧力;自民党議員さえも把握していなかった年次改革要望書 ほか)
第3章 安全保障と経済の関係(第2次世界大戦は日英の経済戦争が発端だった!;デフレだからこそ、財政難でも防衛費は削るべきではない ほか)
第4章 「強い日本」を取り戻すための提言(アベノミクス3本目の矢は放つべからず;新自由主義を清算せよ ほか)

著者等紹介

三橋貴明[ミツハシタカアキ]
株式会社三橋貴明事務所代表取締役社長・経済評論家・中小企業診断士。東京都立大学(現:首都大学東京)経済学部卒業。外資系IT企業など数社を経て2008年に中小企業診断士として独立、三橋貴明診断士事務所を設立

関岡英之[セキオカヒデユキ]
ノンフィクション作家・評論家。1961年、東京生まれ。1984年、慶應大学卒業後、東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行、2001年、早稲田大学大学院理工学研究科修士課程修了、執筆活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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アメフトファン

25
なかなか色々な事を考えさせられる素晴らしい対談集でした。BIS規制、派遣労働者の解禁等アメリカによる圧力により日本が弱体化していった等、事実としては知っていましたが一連の流れが良く理解出来ました。規制緩和、TPP、終身雇用制の崩壊、グローバルスタンダード、コンプライアンス。全てアメリカが自国に有利になるように圧力をかけ続けてきたんですね。自分の勉強不足を痛感。普段の新聞では気づかない大きな流れを掴むのに最適な本だと思いました。三橋氏と関岡氏の今後に注目したいと思います。2014/03/21

やす

3
規制緩和大好きな人は読まないほうがいいかも。結局安倍首相は2014年4月に8%に増税。2017年4月の増税を延期し2019年10月にした。強い日本とやらは取り戻せているのか。この状況をこの時点の二人(2013年6月)に伝えに行きたい気分だ。2016/06/08

kazu_hiro

2
アベノミクスについて、竹中教授との見解の相違。 また、日本経済が米国の思うままに導かれていたことについて主に解説されており、規制改革への疑問など新たな視野が広がりました。2013/11/01

1
さて、来る10月1日安倍総理はどのような決断を下すのか。第2の岸信介になるのか、第2の橋本龍太郎になるのか…。TPP交渉参加や成長戦略とは名ばかりの無用な規制緩和・構造改革路線をみるに、安倍総理なら大丈夫とはとてもじゃないが言えない。2013/09/28

コラッジョ

0
今から見ると失笑物の駄本である。 こんな本に関岡氏が荷担していたのは悲しい。 それもこれも、安倍信者の三橋貴明が悪いのだが。 盲目的に安倍晋三を信じるその姿は醜悪ですらある。 最近、三橋は安倍晋三批判に回ったが、いまいち信用出来ないのは、このような過去の書籍に対する謝罪も反省もほとんど見られないからだ。2016/05/24

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