内容説明
平安時代、江戸時代、そして、今。女性が発言権を持つ時代になると「顔がいい男」が台頭してくる。それは単純な顔立ちの美しさよりも、本人の意思によってつくられる身だしなみや振る舞いによって左右される。実際の「顔がいい男」の演出力・コミュニケーション力の例をもとに、社会で求められ、支持される「イケメン」力を探る。
目次
1章 「顔がいい男」はなぜ就職に有利なのか―企業が求めるコミュニケーション能力と容姿の関係(男子も容姿がいいほど就職に有利な時代;サイバーエージェント内定者の「容姿」 ほか)
2章 「顔がいい男」はなぜ政治家として成功するのか―藤原道長から田沼意次、小泉進次郎まで(美男しか出世できなかった平安時代;左大臣夫人は道長のどこを気に入ったのか ほか)
3章 「顔がいい男」はなぜ不況に強いのか―バブル崩壊と男性観の変容(戦争中は、イケメンは否定される;経済成長の時代も「男は中身」 ほか)
4章 「顔がいい男」は意識でつくられる―社会で求められ、支持される“容姿”のよさ(同世代の男子からも支持されるアイドルグループ『嵐』;「イケメンが怖い」という女も多い ほか)
著者等紹介
杉浦由美子[スギウラユミコ]
1970年生まれ。日本大学農獣医学部(現・生物資源科学部)卒業後、会社員を経て、ノンフィクションライターとなる。団塊ジュニア以降の女性の消費やライフスタイルを取材し、『婦人公論』『AERA』『読売ウイークリー』『週刊女性』などに寄稿。テレビ番組への出演、大学の公開講座での講師なども行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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