廣済堂ペーパーバックス 元・巨人―ジャイアンツ退団の内幕！出された男たち、全掲載！！

矢崎 良一【編】

廣済堂出版（2009/12発売）

• サイズ B6判／ページ数 250p／高さ 19cm
• 商品コード 9784331514252
• NDC分類 783.7
• Cコード C0095

内容説明

巨人からの「リストラ」。肉声で語る「あの日」の葛藤。

目次

第１章　独白小林繁―江川との世紀のトレードで阪神へ。元祖「元・巨人」「“おい、オレかよ！”って思った。でも同情は、いらなかったね」
第２章　「元・巨人」列伝―首脳陣に敬遠されて移籍したスター生え抜き選手たち
第３章　独白駒田徳広―ＦＡの権利を最初に行使！横浜で優勝と２０００本安打達成！！「使う監督にとっての“いい駒になる”。そればかり考えていました」
第４章　「元・巨人」列伝―請われてやってきて、のちに出された外様たち
第５章　独白石毛博史―セーブ王の栄光からの転落。不本意な近鉄へのトレードで…「トレードに納得できないものがあった。だからすごく葛藤したんです」
第６章　「元・巨人」列伝―他球団を経て、海外に挑んだ男たち
第７章　独白大森剛―ファームの本塁打王は近鉄でもケガに泣いて…「“巨人ドラフト１位”のプライドとトレード経験を生かしたいんです」
第８章　「元・巨人」列伝―まだまだいる元・ジャイアンツたち

著者等紹介

矢崎良一［ヤザキリョウイチ］
１９６６年生まれ、山梨県出身。スポーツ雑誌の編集者を経て、フリーライターとして執筆活動を開始。『ナンバー』（文藝春秋）など、スポーツ雑誌を中心に寄稿。プロ野球のみならず、高校野球、大学野球、社会人野球など、幅広い枠組みで取材。レッドソックス・松坂大輔・楽天・田中将大など、現在プロで活躍中の選手にアマチュア時代から注目。「細かなリサーチ」と「現場主義」に定評がある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[金吾]

トレードやFAで巨人から移籍した選手たちの話です。本の構成がそうなのかもしれませんが、どの選手も巨人への強い思い入れが感じました。あと監督との関係も重要だなと思いました。

2020/01/18

[shellgai]

小林繁、駒田、石毛博史、大森のインタビューが、それぞれいろんな思いを巨人に対して持っているのがわかって面白い。巨人の状況も昔とは様変わりして今の選手で彼らみたいに巨人に特別な感情を持っている選手ってどのくらいいるのだろう。大森の章を読んで、プロ初打席、栗山のファインプレーがなくて、サヨナラヒットだったら確かに大森の人生も変わってたかもと思った。

2011/10/14

[タク]

元・巨人にいた選手たちの生き様、トレード今後の生活を考えると日常にも各々ドラマがあることに改めて気付かされる。まあ、小林繁投手のように、僕たちにとっては存在自体がドラマだったけれど・・・・。同情などではなくあの事のNo.1ピッチャーだったと今でも思っています。

2010/06/27

[Junji Ogawa]

読んだことがある部分もあると思ったら、再編集本だった。デジャブ本。 トレードに出された人の話とか、戦力外通告とか、好きなんだよね。他人の不幸は・・・・。身につまされることもあり・・・。

2011/12/27