内容説明
カンボジアで投資すれば必ず勝てる。絶対に損しないために必要なのは唯一、騙されないことだ―。現地不動産開発の日系第一人者によるビジネス奮闘記。
目次
第1章 カンボジアは投資で絶対負けない魅力的な市場
第2章 力が支配するカンボジア
第3章 不安だらけの収益マンション建設プロジェクト
第4章 工事は遅れて当たり前のカンボジアで“工期通り”にマンションを完成
第5章 竣工前に完売したJタワープロジェクト
第6章 日本人が日本人を騙す詐欺との闘い、そして―
著者等紹介
谷俊二[タニシュンジ]
大学卒業後、大手金融機関勤務を経て、阪神淡路大震災の復興事業を目的に不動産会社を創業。兵庫県で建設業、不動産業全般、不動産投資事業を営む。2013年カンボジアにTANICHUASSETMENTを設立。不動産投資、不動産開発事業を行い収益物件を自社所有する。首都プノンペンの中心地でプロデュース・建設した日系初分譲タワーコンドミニアム「Jタワー」は、わずか5週間で完売。カンボジア不動産投資の日系第一人者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Taka
14
一応自分の専門分野なので目を通しておく。やや見方が偏っている面があるが(あまり同業の状況に詳しくない?)、郷に入りては郷に従えの面はあれど、日本人が真面目にやれば勝てるという基本的な考え方には賛同。海外で、しかも東南アジアの中でも経済的には遅れた国ということで甘く見る向きもあるが、その辺に釘をさすのも忘れてない。まあ、日本人の場合、一歩も踏み出せない人の方が圧倒的に多いのも事実だが。2020/02/11
Yoshinori Nishimoto
1
カンボジアへの赴任が決まっている中で、情報収集も兼ねて読みました。業界は異なりますが、日本との違う価値観や生業を知り、良い意味で危機感を持つことができました。私も自分の分野で日本の質をカンボジアで再現できるようゼロから努力しようと思います。一番印象的なのは、日本人が日本人を騙すということ。気を付けます。2020/07/08