内容説明
近年の決算書本ブームの火付け役を担った、ジャスネットコミュニケーションズ代表にして公認会計士の矢島雅己が、「決算書ミステリー」の謎解きに挑んだ話題作。有名企業8社の実際の決算書、有報(有価証券報告書)を読み解くことで見えてくる企業の意外な素顔、儲けのカラクリ、商売のツボ…単に面白いだけでなく、企業情報の深い読み方がわかるから、ビジネスにも株式投資にも役立つ1冊。
目次
第1章 ニッサンV字回復の真相―数字が物語る儲けのカラクリ(有価証券報告書から見えてくる企業の実態;ニッサン「リバイバル・プラン」の前後 ほか)
第2章 これでも同じ出版社?―儲け方がまるで違う4社を比較 幻冬舎、ベネッセ、ゼンリン、スターツ出版(有報の基本を知っておこう;出版界の風雲児「幻冬舎」 ほか)
第3章 「強み」はこの数字に隠されている―アパレル業界の雄3社を比較 ユニクロ、しまむら、三陽商会(世界を見据えた事業展開で躍進「ユニクロ」;地方都市中心の展開で躍進する「しまむら」 ほか)
第4章 もうひとつの決算書「有報」の見方―謎を見つける面白さ(ふたたび、有価証券報告書とは;有報読みこなしのポイント)