内容説明
俺たちの周りにはインチキが溢れている。「よーし、俺は騙されないぞ」と、いつも気を付けることが大事だ。俺たちを騙そうとしているのはマスコミだけじゃない。ウェブサイトも、政府の発表も、身の周りの数字の多くが印象操作に利用されている。だから、数字に出会うたびに頭を使え。自分で考えて判断しろ。そうでなくちゃ、守るべきものが守れなくなるぞ。自分も、自分の家族も、自分で守るんだ。本書では、巷にあふれている数字のトリックを取り上げて、どんなインチキが行われているかを教えていく。
目次
怪しいグラフ―本書を読む前に知ってほしい数字のからくり
漫画 ベクレルってなぁに?―ベクレルについてガンダムで勉強しよう
原発対こんにゃくゼリーの決闘―原発の危険性は、死者ベースで語られるべきか
シーベルトを追え―「シーベルト」と「シーベルト毎時」をはっきり区別しろ
必殺の放射能1億倍―海洋投棄された放射能汚染水を1億倍に薄めてみよう
ネット情報0指令―デマと、ネットマーケティングと、ツイッターの情報寿命と
疫学調査のひみつ―放射線を浴びた結果の健康被害は、どこまで把握できる?
科学コミュニケーションは誰れのために―科学的な考え方を身につけることの意義
焼肉屋の悪夢―ユッケや牛刺しは、本当に消えゆかなければならないのか?
プロジェクト・風車―原発以降のエネルギー供給元における理想と現実
著者等紹介
元木一朗[モトキイチロウ]
シンクタンク研究員、ラーメン評論家、経済省課長補佐、バイオベンチャー社長などを歴任の後、現在はITベンチャー代表取締役CEO、作家、スキーチーム「赤い彗星」代表、蕎麦打ちの巨匠(ただし自称)、とんかつ評論家などを兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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