内容説明
拉致実行犯のナマの声、北朝鮮での新たな目撃情報、日朝交渉のデタラメぶり、帰国者がまた話せない秘密など、元工作員が初めて明かす、テレビでは言えない真実。
目次
プロローグ 横田めぐみは必ず生きている
第1章 私の身上調書―工作員時代から打倒金正日を誓うまで
第2章 対談・横田滋、早紀江夫妻×安明進―DNA鑑定の結果を受けて
第3章 対談・増元照明×安明進―なぜそんなに北朝鮮を怖がるのか
第4章 証言―私が目撃した日本人拉致被害者
第5章 拉致の裏事情―「朝鮮労働党三号庁舎」の正体
第6章 犯罪証言―北朝鮮からきた手紙
第7章 打倒・金正日のシナリオ
エピローグ 遺言―工作員諸兄へ、そして金正日へ
著者等紹介
安明進[アンミョンジン]
1968年、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の黄海北道平山郡生まれ。87年、北朝鮮のスパイ養成所機関とも言える金正日政治軍事大学に入学。特殊工作員として6年間の厳しい教育と訓練を受け93年5月、朝鮮労働党3号庁舎作戦部所属の715連絡所に配属される。同年9月、韓国へ侵入任務中、亡命。97年初め、「新潟から少女を拉致してきた教官」の話を証言し、日本で「横田めぐみさん拉致問題」が論じられるきっかけを作った。その後、テレビ等のマスコミに数多く登場し、貴重なコメントを残している。ソウル在住
太刀川正樹[タチカワマサキ]
1946年、東京生まれ。国際ジャーナリスト。早稲田大学教育学部英文科在学中、韓国国立ソウル大学語学研究所へ留学、韓国語を学ぶ。74年韓国にて民青学連事件で詩人・金芝河氏や柳寅泰氏(現・国会議員)や李哲氏(前・国会議員)らと共に拘束され、軍法会議で懲役20年を宣告される。その後、講談社日本語版「ペントハウス」ニューヨーク特派員、日刊ゲンダイ外信担当デスクなど
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