目次
イングランド(第一印象;イギリスの公園 ほか)
スコットランドへの旅(エディンバラ;テイ湖 ほか)
北ウェールズとアイルランド(北ウェールズへの旅;アイルランドには行けず)
再びイングランドへ(ダートムーア;港 ほか)
イギリス人のみなさまへ(「デイリー・ヘラルド」のアンケートに答えて;BBC放送向けに書かれた原稿「親愛なるイギリスの聴取者のみなさん」)
著者等紹介
栗栖茜[クリスアカネ]
1943年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業。日本赤十字看護大学付属災害・救護研究所客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
くさてる
23
1924年、二度の大戦に挟まれた、わずかばかりの平和な時期にイギリスを訪れたチェコの作家、チャペック。その語り口は穏やかで、ほのかなユーモアもあるけれど、ところどころに光る知性の輝き、みたいなものも感じられて、良い紀行文だった。村上春樹の解説も、短いながら的を得た内容で良かったです。2023/04/18
ねこもどき🐱
9
全体的にとぼけた調子で描かれたイギリス訪問記です。時期は1924年。ロンドン市内では交通渋滞を描いています。チェコでは渋滞を見たことがなかったのでしょう。渋滞の様子をスケッチに描いていますが(本書にはスケッチがたくさん出てくる)かなりひどい渋滞です。エレベーターにも初めて乗った模様。他にもロンドンでは、博物館、動物園、植物園などを訪れています。蝋人形館では、蝋人形とカタログの番号がズレているのに気づかず、殺人鬼の解説と善良な蝋人形を見比べて、いかにも殺人をやらかしそうな顔だな、と頓珍漢な感想を述べています2026/07/24
PETE
7
1920年代にイギリスに招待されたチャペックが、母国チェコの新聞に書き送った滞在記。都市、牧草地、博覧会などに対するさり気なく批評的な眼差しと、添えられたスケッチが面白い。付録の、イギリスのメディアに送られた英国論が、30年代の厳しい世界情勢を意識しながら、英国の長所短所を礼儀正しく表現しているのも良かった。2022/12/31
びいなす
3
「プラハの古本屋」を読んでカレル・チャペックがチェコの小説家だと知った。ずっと紅茶のブランドで親しんだ名前。作家のカレル・チャペックの紀行文はとても温かみがあって百年ほど前の時代背景もあるけど時間の流れが今とは全然違ってほのぼのしている。イギリスの批判もしてるけど嫌みっぽくなく正直で好感もてる。たくさんのスケッチもなかなか上手く味があって当時の様子が想像できる。才能豊かな人だと思った。2026/09/16




