医者の涙、患者の涙

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 278p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784331510285
  • NDC分類 498.021
  • Cコード C0095

内容説明

TV『白い巨塔』の協力医が綴る、患者への真実のメッセージ。漫画『ブラック・ジャックによろしく』のモデル医師が綴る、緊迫と感動の医療現場。

目次

第1章 患者さんが私を立ち直らせた(患者さんに支えられてきた私;「ああ、これで自分の夢は潰れたんや!」 ほか)
第2章 患者の涙、家族の涙(医者になるなんて思ってなかった;病院という名のカルチャーショック ほか)
第3章 海外修業が教えてくれたこと(若き医師たちの嘆き―「俺たちに道はないのか」;海外からの励まし ほか)
第4章 プロの医者、プロの患者(「私は日本で一番嫌われている心臓外科医です」;医師免許は現代のミステリー ほか)
第5章 患者さんからの手紙(霊となって枕元に現れたEさんのこと;「これからわがままいっぱいに生きていく」 ほか)

著者等紹介

南淵明宏[ナブチアキヒロ]
大和成和病院心臓病センター長。1958年大阪生まれ。83年奈良県立医科大学卒業。85年国立循環器センターレジデント。89年シドニーセント・ビンセント病院フェロー。91年国立シンガポール大学、92年新東京病院などを経て、96年6月、医療法人公仁会大和成和病院(神奈川県大和市)に心臓外科を開設。現在、同病院心臓病センター長・心臓外科部長。専門は虚血性心疾患の外科治療(心拍動下冠状動脈バイパス手術)。岡山大学医学部、北里大学医学部、奈良県立医大講師。日本胸部外科学会認定医、日本外科学会認定医、日本循環器学会専門医。医学博士。漫画『ブラック・ジャックによろしく』の主人公北医師のモデルとして知られ、TVドラマ『白い巨塔』の協力医なども務めた
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nutts

0
どこの世界でも、“プロ”を志す人の軸は共通点が多い。著者が海外武者修行でさらっと触れたらしい死生観については、噛み砕いて考えさせられる。著者が言うように、大学名や教授などという肩書に惑わされずに、我々が患者としてよりよい医者を求めるのは、結局は死を遠ざけるための試みにすぎないのだから。2010/02/13

すねいぷー

0
お医者は頭がいいだけではダメなのだ。自由な心と行動力を併せ持てばどこまでも跳んでいける。小さな病院にたったひとりで心臓血管外科を開設し成長させたこと、本当にすごい。そして今は大学教授になられているということがまたとても深い意味があると思う。私も心臓手術は南淵医師に執刀をお願いしたいと思ってしまう。2024/02/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/160116
  • ご注意事項

最近チェックした商品