内容説明
W杯の先輩国・韓国の栄光と屈辱、サッカー文化の実態。共催パートナー国・選手から、日本は何を学びとれるのか。
目次
プロローグ カウントダウン2002・5・31―世界を迎え撃つ日韓
第1章 “アジアの虎”の変貌―日本サッカーの躍進とヒディンク・コリア誕生
第2章 日韓育成環境の実態―“魂のサッカー”の源流
第3章 JリーグとKリーグの未来―韓国プロサッカーの軌跡
第4章 コリアンJリーガーのプライド―海を越えてきた男たち
第5章 韓国シドニー五輪世代の肖像―変わる対日感情と兵役の憂鬱
第6章 大会運営に残された課題―ワールドカップ共催の裏側で
第7章 ワールドカップ・ベスト16への道―日韓両国は世界とどう戦うのか
著者等紹介
慎武宏[シンムグァン]
1971年東京都出身。在日コリアン3世。小、中、高と民族学校で学び、和光大学人文学部文学科卒業と同時にスポーツライターとして活動をはじめる。現在、『週刊サッカーダイジェスト』をはじめ、『スポーツグラフィック・ナンバー』『スポーツ・ヤァ!』『サッカー批評』など、様々な雑誌で韓国サッカー関連の記事を執筆しており、『SOCCER FAMILY』『K‐LEAGUE』など、韓国メディアにも寄稿中。常に新鮮な情報を求め、月1回の韓国取材は欠かさない
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