内容説明
現代社会から落ちこぼれた男がある日突然、戦国時代にタイムスリップした。めざすは「信長の天下統一」!時代シミュレーション小説第一弾。
著者等紹介
中村柊斗[ナカムラシュウト]
1962年、東京都大田区に生まれる。成蹊大学中退後、演劇活動に入る。自ら劇団を作り、脚本、演出、俳優をこなす。劇団解散後は劇作家としてジャパンアクションクラブ(現ジャパンアクションエンタープライズ)に作品を提供。また、劇団四季にて外国人俳優の日本語指導に当たっている。山村正夫記念小説講座に学び、戯曲「NOBUNAGA戦国異聞」を小説化した『夢幻の如く―異聞・本能寺の変』がデビュー作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
春
3
時代SF小説とでもいうのでしょうか。信長の子孫が過去にタイムスリップする話。読みやすかったです。ティーン向けかも。2014/07/07
さくらぱぱ
2
★★★まあ、読みやすかった。タイムスリップで本能寺の変を変えるというあまりにもありきたりな題材だが、成功した珍しいパターン。しかし、主人公はまったく好きになれないタイプなので面白くはない。なんでこんな嫌な主人公にしたのかと思う。2011/04/20
yearning for peace
2
織田信長の直系第18代・信男は、子どもの頃はいじめられっ子で、会社に入ってからもうだつがあがらず、妻子にも逃げられる始末。五条川の畔で死にきれず、もし信長が光秀に討たれなかったら…という思いで、ある男からもらった三錠の薬の一つを飲んで、桶狭間で今川義元を討つ手前の時代にタイムスリップ。妻に似たお島と夫婦になり、極端な歴史の改竄が起きないよう信長の側で史実に忠実になぞりながら戦功を上げ、ついにその時を迎えるが…。軽快なタッチなので、1日で300ページ以上さくさくと読めました。2010/12/08
だだ
1
戦国モノだけど、ファンタジー。結末はちょっと意外でした。それにしてもこうやって色々な話の題材にされる織田信長って本当に魅力的な人なんだなーと再認識。清洲城、久しぶりに行ってみよう。2017/11/07
リュウキ
1
★★★☆☆2010/11/09