内容説明
義経は操り人形だった!義経をかくまう藤原秀衡と西行の目的は?そして、奥州十七万騎を動かして、頼朝を潰そうと企む朝廷の主。傀儡人形・義経の、最後の戦いとその真実!名取熊野三社の「古記録」と藤原秀衡が聖地に築いた高館城・九郎ケ崎城(のちの黒崎城)の記録。さらに新史料で明らかになった行敬(義経の変名)晩年の実像から、謎に包まれた義経の最後を再現する著者渾身の長篇歴史小説。
著者等紹介
入江康範[イリエコウハン]
山口県岩国市生まれ。国学院大学文学部史学科卒。出版社勤務を経て文筆業に入る。日本ペンクラブ・大衆文学研究会会員、凱文学会代表
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