内容説明
闇夜に至宝が乱舞する!競作時代小説アンソロジー。全篇新作書下ろし。
著者等紹介
藤水名子[フジミナコ]
1964年、東京生まれ。作新学院高等部を経て、日本大学文理学部に学ぶ。1991年、中国唐代を舞台にした時代活劇『涼州賊』(集英社)で、第4回小説すばる新人賞受賞。以後、主に古代中国を舞台にした歴史小説、時代小説を数多く発表
薄井ゆうじ[ウスイユウジ]
1949年、茨城県生まれ。茨城県立土浦第一高等学校卒。イラストレーター「たの・かえる」として、数々の紙誌にイラストを掲載する一方で、二十九歳の時に編集・広告プロダクションを設立。1988年に『残像少年』で、第五十一回小説現代新人賞を受賞。1994年に『樹の上の草魚』で第十五回吉川英治文学新人賞を受賞。近年は新しいタイプのノベライズも手がけており、韓国で560万人を動員した大ヒット映画のシナリオをもとに新たに書き起こした『殺人の追憶』(アートン)は話題を呼んでいる
小杉健治[コスギケンジ]
1947年、東京生まれ。コンピューター会社SE勤務の傍ら執筆した『原島弁護士の処置』で、1983年にオール読物推理小説新人賞を受賞、作家活動に入る。その後『絆』で日本推理作家協会賞を、『土俵を走る殺意』で吉川英治文学新人賞を受賞。ヒューマニズム溢れる社会派サスペンスや、江戸情緒に富んだ時代物など、幅広く活躍している
島村洋子[シマムラヨウコ]
1964年、大阪市生まれ。1985年に第六回コバルト・ノベル大賞を受賞し、作家デビュー
高橋直樹[タカハシナオキ]
1960年、東京生まれ。1992年『尼子悲話』でオール読物新人賞を受賞し、デビュー。『闇の松明(たいまつ)』で山本周五郎賞候補、『異形の寵児』で直木賞候補、『鎌倉擾乱』で中山義秀文学賞を受賞。本格歴史小説を執筆する一方、『虚空伝説』シリーズ(祥伝社文庫)等で、従来の歴史小説では消化しきれない新たな世界に挑み、独自のスタイルを確立している
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- わたしの青春ノート