内容説明
昭和二一年末。ドイツ第三帝国に拮抗しえる勢力の日本軍は、地中海の覇権を握るべくジブラルタル海峡突破作戦を敢行する。アフリカ戦車軍がロンメル軍団を追いつめ、イベリア半島沖では角度と小沢の艦隊が独Z艦隊をビスケー湾に誘い出し海戦を挑んだ。だが、排水量二〇〇万トン全長六〇〇余メートルの氷山空母の攻撃力の前に屈してしまう。この危急に日本は、新たに竣工させた超弩級空母「三笠」と、最新鋭機からなる山口多聞の機動部隊をジブラルタル沖へと向かわせた…。欧州の大地と海原で趨勢を決する死闘が始まる。
著者等紹介
矢矧零士[ヤハギレイジ]
1961年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、デベロッパー企業に入社。バブル絶頂期を謳歌したのち退社。その後様々な職種を経験しながら文筆の世界を志し、「修羅の艦隊」(1)~(6)を完結し、現在に至る
秋月達郎[アキズキタツロウ]
1959年5月、愛知県生まれ。早稲田大学卒業後、東映に入社。映画プロデューサーを経て作家となる
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