内容説明
昭和二十年四月。欧州から北アフリカにいたる膨大な版図を構築したドイツ第三帝国は、四〇〇隻を超えるZ艦隊を圧しだし、第二次南北戦争で疲弊している米国の東海岸要地を、凄まじい勢いで蹂躙していった。これに対し、中東・アフリカ戦線で優位な戦いをしていた日本は、ロサンゼルスから本間雅晴の第五軍がオクラホマシティへ東漸し、角田覚治の「信濃」艦隊がマダカスカルから喜望峰回りで北上、さらに「長門」「陸奥」を筆頭とする聯合艦隊の中核がパナマ運河からメキシコ湾へと踊り出た。いま、日独の艨艟の激突に大西洋が煮え滾る。
著者等紹介
矢矧零士[ヤハギレイジ]
1961年、新潟県生まれ。早稲田大学卒業後、デベロッパー企業に入社。バブル絶頂期を謳歌したのち退社。その後様々な職種を経験しながら文筆の世界を志し、「修羅の艦隊」(1)~(6)を完結し、現在に至る
秋月達郎[アキズキタツロウ]
1959年5月、愛知県生まれ。早稲田大学卒業後、東映に入社。映画プロデューサーを経て作家となる
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