内容説明
技術の結集から生まれる日本の鉄道。人々の目は、鉄道会社と車両メーカーに留まりがちだが、鉄道を取り巻く技術の裾野は限りなく広い。それぞれの専門分野における世界トップレベルの技術なくしては新幹線、在来線の運行、安全、快適性が機能しないのも事実である。車両関連の部品から、駅、線路にかかわる施設など、それぞれの「匠」を極めるメーカーは、日々愚直にものづくりを進めている。そんな現場を、一つひとつ訪ね歩いて綴った筆者渾身のルポ。
目次
序章
第1章 快適
第2章 つなぐ
第3章 見守る
第4章 保つ
終章
著者等紹介
青田孝[アオタタカシ]
日本大学生産工学部機械工学科で鉄道車両を学び、卒業研究として1年間、国鉄鉄道技術研究所に通う。卒業後、毎日新聞社入社。メディア関連を担当する編集委員などを歴任し、現在は日本記者クラブ会員としてフリーランスで執筆活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おいしゃん
28
鉄道の車両部品や安全運行が、これほどたくさんの小さな、しかしその道のプロフェッショナルな会社たちが支えていたのかと、目から鱗だった。さらに、馴染みがなくピンとこない部分が多いのを、たくさんの写真が補っているのも高ポイント。2021/07/20
ロデタ
6
特に意識することなく電車や新幹線に乗っているが車輛や設備など鉄道周辺には匠の技が色んな所に使われていることがよく分かった。2023/11/18
ゆうやけPC
1
鉄道を支えるいろんな技術があって面白かった2019/07/03
しょ
0
鉄道業界がいかに狭く特殊であることがわかった。匠の技を磨き続け世の中の変革にも対応していくバイタリティを尊敬する。コミー(株)のエピソードが興味深く教訓も多かった。2022/12/05
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