幻冬舎新書<br> 子どもへの性加害―性的グルーミングとは何か

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幻冬舎新書
子どもへの性加害―性的グルーミングとは何か

  • 斉藤 章佳【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344987135
  • NDC分類 367.6
  • Cコード C0295

出版社内容情報

子どもへの性加害は、心身に深い傷を残す卑劣な行為だ。なかでも問題なのが、顔見知りやSNS上にいる〝普通の大人″が子どもと信頼関係を築き、支配的な立場を利用して性的な接触をする性的グルーミング(性的懐柔)である。「かわいいね」「君は特別だ」などと言葉巧みに近づく性的グルーミングでは、子ども本人が性暴力だと思わず、周囲も気づきにくいため、被害はより深刻になる。加害者は何を考え、どんな手口で迫るのか。子どもの異変やSOSをいかに察知するか。性犯罪者治療の専門家が、子どもを守るために大人や社会がなすべきことを提言する。

内容説明

子どもへの性加害は、心身に深い傷を残す卑劣な行為だ。なかでも問題なのが、顔見知りやSNS上にいる“普通の大人”が子どもと信頼関係を築き、優位な立場を利用して性的な接触をする性的グルーミング(性的懐柔)である。「かわいいね」「君は特別だ」などと言葉巧みに近づく性的グルーミングでは、子ども本人が性暴力だと思わず、周囲も気づきにくいため、被害はより深刻になる。加害者は何を考え、どんな手口で迫るのか。子どもの異変やSOSをいかに察知するか。性犯罪者治療の専門家が、子どもを守るために大人や社会がすべきことを提言。

目次

第1章 性的グルーミングの手口
第2章 子どもを狙う加害者の頭の中
第3章 性的グルーミング被害の実態
第4章 被害者支援の現場から
第5章 小児性愛障害の治療
第6章 子ども性加害経験者と語る―加藤孝さんに聞く、「やめ続ける責任」とは

著者等紹介

斉藤章佳[サイトウアキヨシ]
精神保健福祉士・社会福祉士。大船榎本クリニック精神保健福祉部長。1979年生まれ。大学卒業後、アジア最大規模といわれる依存症回復施設の榎本クリニックでソーシャルワーカーとして、アルコール依存症をはじめギャンブル、薬物、性犯罪、児童虐待、DV、クレプトマニア(窃盗症)などあらゆる依存症問題に携わる。専門は加害者臨床で、現在までに二五〇〇人以上の性犯罪者の治療に関わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かおりんご

29
推しが読んでいたので、手にした、、、とても考えさせられる内容だった。いいかは別だけど、アメリカでは小児性犯罪を犯した人たちは、どこに住んでいるのかオープンにされる。子どもたちを守るために、、、認知の歪みを直すのは、なかなか大変そうだけど、気になる仕事だった。2024/03/30

みこ

22
昨年大きな社会問題にもなった子供への性加害について。サブタイトルにある性的グルーミングや性加害の実態は一部で加害者の治療や被害者の支援、最後は加害者自身が対談に登場など多岐にわたる内容。加害者の治療とは言っても加害者救済の目的ではなく、新たな被害者を産み出さないためだったり、病気が言い訳に使われることもあるが、彼らは人目につくところでは決して犯罪を犯さないので、全く自分で自分をコントロールできていないわけではないと強く断罪したり、著者からは徹底的に被害者に寄り添う姿勢が垣間見える。2024/01/03

トト

7
子どもを対象とした性加害に限定していますが、性加害そのもののメカニズムが理解できた気がします。ポルノ雑誌等の情報から自分の性的嗜好に気付き(ここでは小児愛者)①、身の回りに対象が居て②、閉ざされた空間があった場合③に実行に移す。そしてそれは依存性の1つであり、簡単には断ち切れないとのこと。①②③いずれかのトリガーを防ぐことが大事なようです。また法的に不同意とは「同意しない意思を表明出来ない状態」にさせられていることだそうです。対等ではない関係で起きやすいので、そこを意識した行動が、益々必要になってきます。2024/03/07

itankob

3
子どもをどうやって守ったらいいのか、勉強したくて読みました。知らない人だけじゃなくて、身近な人が加害者になりうるということ。スマホを持ち始めると親が見えないところで犯罪に巻き込まれることがあること。時に口うるさくなっても、守るために伝えないといけないなと。そして子どもの言葉には耳を傾けること。性被害だけでなく、何かあった時に話してくれる信頼関係を子どもと築くことも大切であり、性教育も恥ずかしがらず家庭で行っていくことが大切だなと、勉強になりました。2024/03/03

さんだる

3
これを読む前は、漫画などの児童ポルノは、被害者がいないからいいのかと思ってたけど、子ども性加害者にとってはトリガーになる人も多いからからダメなんだね。 再発、再犯イコール新たな被害者が出るってこととか、でも加害者が幸せに生きないと再犯率が上がるってこととか、その通りだけど、衝撃だった。 紹介されている本を読んでみようと思った。2024/02/22

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