出版社内容情報
月刊「散歩の達人」で好評連載中の「町中華探検隊がゆく!」を書籍化! 連載では毎号1軒の町中華を紹介し、店主や名物メニュー、日本の中華食堂の歴史をひもといてきました。「町中華」とは、戦後?バブル期にかけて続々と増えた町の大衆的な中華食堂のこと。本場の「中国料理」とは異なり、メニューにはオムライス、カレー、カツ丼など、中華以外の料理が並ぶこともしばしば。ユニークな名物料理はグルメファンの注目も集めています。グルメ好き、散歩好きにおすすめの一冊です!
町中華探検隊[マチチュウカタンケンタイ]
著・文・その他
目次
1章 町中華の面白さを知る(三種の神器 七面鳥―高円寺;のれん分けの世界1 丸長―下北沢 ほか)
2章 町中華密集地帯を歩く(荻窪;浅草橋 ほか)
3章 町中華のメニューを研究する(定番メニュー研究1 中華丼あおた―新馬場;定番メニュー研究2 冷やし中華やじ満―市場前 ほか)
4章 町中華をディープに楽しむ(町中華と出前 正来軒―武蔵小山;築地中華 幸軒―築地 ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鯖
18
町中華で飲ろうぜ大好きなのでこちらも。床が油でギットギトな店ですんごい旨いとこと、…ってなるとこがあるの面白いよね。中華とはいえどもオムライスとかかつ丼とかなんでも美味しい。秘伝のラーメンスープがすべてを優しく包み込む隠し味となるのだ…。2023/01/14
つかほ
2
町中華の歴史、変遷がよくわかる。2019/11/30
bvbo
2
散歩の達人の連載に加筆修正した一冊。やはり写真があるといいな。店があるうちに行かないと。2019/08/25
はるさん
1
最近、巷で話題の「町中華」に魅せられたメンバーが、東京中心の名店・個性店を食べ歩く「町中華ドキュメンタリー」。環境的には厳しい時代ながら、元気に頑張っている町中華の魅力が満載。この本が発行されて八か月だが、紹介されたお店の中で既に数軒が閉店している状況を見るにつけ、夫々の名物料理を早く食べておきたいという欲求が膨らんでくる。2019/10/29
tosh
0
散歩の達人の人気コーナーのスピンオフ版。 2019年発行だが、既に閉店している店も多くあって残念。 東京は町々にこういった昭和の中華が残っていて楽しい。 どこも高齢の店主さんが多いから、これからも頑張って続けてほしいです。2023/10/11