出版社内容情報
最後のエル特急「しなの」「ひだ」「しらさぎ」も名古屋発着だった名古屋駅は東海道新幹線の途中駅といった印象が強いが、
在来線に目を向けると信州・飛騨・北陸・南紀を結ぶ特急列車も発着している。
本書は、生まれも育ちも名古屋の著者が、国鉄時代から名古屋人に愛されてきた特急や名古屋駅で見られた
珍しい列車を、貴重な当時の写真を使いつつまとめた?メモリアル読本?である。
序章 名古屋発 元祖名特急「おおとり」と特急大衆化の原点「エル特急」
第1章 木曽路の韋駄天列車「しなの」
第2章 飛騨路のクイーン「ひだ」
第3章 北陸特急「しらさぎ」物語
須田寛氏特別寄稿 「エル特急」最後の“名列車”を考える
第4章 きらめく紀州路への特別急行「南紀」
第5章 名古屋始発 懐かしの列車たち
徳田耕一[トクダコウイチ]
著・文・その他
内容説明
名古屋駅は東海道新幹線の途中駅といった印象が強いが、在来線に目を向けると信州・飛騨・北陸・南紀を結ぶ特急列車も発着している。中央本線(西線)の「(ワイドビュー)しなの」、高山本線の「(ワイドビュー)ひだ」、北陸本線の「しらさぎ」、そして紀勢本線の「(ワイドビュー)南紀」がそれだ。これらの列車は名古屋発着(始発)で、関東・関西発のそれと比較すれば少々地味な存在だが、国鉄時代から“フォーライン特急”と呼称され親しまれてきた。本書は、東海道新幹線開通前の東海道本線の黄金時代だった昭和36年10月1日ダイヤ改正で登場した「おおとり」(名古屋‐東京)も含め、愛着ある名古屋発ゆかりの名列車をまとめた「メモリアル読本」である。
目次
序章 名古屋発元祖名特急「おおとり」特急大衆化の原点「エル特急」
第1章 木曽路の韋駄天列車「しなの」
第2章 飛騨路のクイーン「ひだ」
第3章 北陸特急「しらさぎ」物語
第4章 きらめく紀州路への特別急行「南紀」
第5章 名古屋始発懐かしの列車たち
著者等紹介
徳田耕一[トクダコウイチ]
交通ライター。昭和27年(1952)、名古屋市生まれ。名城大学卒業。旅行業界の経験もあり、実学を活かし観光系の大学や専門学校で観光学の教鞭をとる。鈴鹿国際大学(現=鈴鹿大学)と鈴鹿短期大学では客員教授を務め、現在は他校で同職。鉄道旅行博士、はこだて観光大使(函館市)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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