内容説明
このまま市場経済原理にまかせておけば、近い将来、この国からローカル線は姿を消すだろう。鉄道経営の学術書として、ローカル線のあり方を広く社会に問う渾身の著作。
目次
第１章 ローカル線のいま（ローカル線とは；地方鉄道の分類；相次ぐ廃止）
第２章 ローカル線の運行と経営（運行の状況；攻勢に転じた路面電車；厳しさを増すローカル線の経営）
第３章 ローカル線の展望（回帰分析から見たあり方；懸命な経営努力；路面電車はＬＲＴへ再生を；鉄道廃止の是非；三位一体で存続へ）
著者等紹介
浅井康次［アサイコウジ］
１９５８年大阪府生まれ。１９８１年京都大学卒業、日本開発銀行入行。１９９６年企画部副長。１９９９年設備投資研究所主任研究員。日本政策投資銀行に改組。２００２年調査部参事役。営業部ほかで多くの地方鉄道の審査・出融資を担当。専門誌等に寄稿多数。商工会議所、技術研究組合、大学等で講演多数
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