交通新聞社新書<br> 国鉄/JR列車編成の謎を解く―編成から見た鉄道の不思議と疑問

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交通新聞社新書
国鉄/JR列車編成の謎を解く―編成から見た鉄道の不思議と疑問

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  • サイズ 新書判/ページ数 203p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784330174105
  • NDC分類 686.7
  • Cコード C0265

内容説明

列車は1両1両の車両が繋がって編成を組み運転されている。その編成は、実は意味なく連なっているわけではなく、鉄道のシステムやサービス、車両のメカニズムはもちろん、社会状況や地域性とも密接な関係を持っている。本書は、かつての国鉄からJRに至る鉄道の歴史を概観しながら、列車編成の基本的ルールや法則、列車編成が持つさまざまな事情と理由を、豊富な実例とともに解きあかす。

目次

第1章 歴史から見た旅客列車の編成事情(編成の歴史はSLと客車列車で始まった;効率が悪い蒸気機関車が使われてきた理由 ほか)
第2章 編成の素朴な疑問(運転士が一番前の車両に乗っている理由;車掌が一番後ろの車両に乗っている理由 ほか)
第3章 編成の不思議(客車と電車にはあっても気動車にはなかった寝台車;立食のビュフェがなかった気動車 ほか)
第4章 編成のジレンマ(「のぞみ」なら高低差はビルの7階分!急勾配のジレンマ;食堂車をとるか?グリーン車をとるか? ほか)
第5章 知っていると自慢できる編成の予備知識(鉄道の運賃・料金にはグレード別があった;機関車なしでは動かない客車列車の形式を解く ほか)

著者等紹介

佐藤正樹[サトウマサキ]
1960年北海道生まれ。月刊「鉄道ダイヤ情報」編集部を経て、1996年から札幌市でフリーランスのライターとして活動中。旅や鉄道系の媒体に寄稿。デジタルカメラによる撮影趣味が嵩じ、現在は、写真ブログ「札幌のスナップ」で北海道の風景を公開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みやけん

31
★★★☆☆再読ですが登録してなかった。キハ58の4VK発電機の話は覚えていた。小学生のときの「きのくに」はどうだったのかな?記念すべき500冊目パチパチパチパチ!2017/11/30

saga

30
謎解きだったかは疑問だが、日本の鉄道史(国鉄・JR)を通じて車両の構造から編成までを知ることができた。客車のグレードが昭和35年を境として3等級制から2等級制になったことは初めて知った。宮脇氏の著書で2等車=現在のグリーン車という記述があったことが頭にあったので、序盤の1等車=グリーン車という記述に混乱した。2016/07/15

茎沢

3
モハクハの意味がわかってよかった!鉄道博物館に行く前に読めてよかった!はやてとこまちの結合はエンドレスリピートで見れるくらい興奮する。2017/09/20

六点

3
内容が薄く、単行本としての意義に乏しい読み物であった。特に最後の章で車両表記に付いての説明をしているのだが、どうせやるなら最初にすべきことだろうと思う。金と時間を浪費したい人向け。2017/04/18

pink_どんぐり

3
鉄道関連のなぜなぜ本で、鉄道マニアではない方にもわかりやすく書かれていて読み易い。一部にはマニアでも知らないような事例や珍しい事柄も掲載されており、興味深く読みました。「キハ58はキハ28を交えた3両連結で初めて冷房が可能になる!」なんて、初めて知りました。嬉しいです。2016/10/09

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