出版社内容情報
東京には数えきれないほどのおやつがありますが、同じ名前をしていても、容姿も味も、ひとつとして同じものはありません。しかも愛されるおやつは、その街らしい顔つきをしているから不思議です。誰かへのおみやげでもなく、ハレの日のものでもない。ワンコイン程度の金額で、自分で自分のために選ぶ、ちょっとした幸せ。それは街の日常の中、いたるところに広がっています。季節を感じさせる、草餅やいちご大福、水ようかん。ポリポリと口に運ぶ手が止まらなくなる、おかき、かりんとう、豆菓子……。さあ、今日のおやつは何にする?
内容説明
月刊『散歩の達人』が集めた街を彩る東京おやつ25種150品。
目次
どらやき
たいやき
だんご
おはぎ
煎餅
おかき
カステラ
草餅
桜餅
水ようかん
豆大福
いちご大福
羊羹
まんじゅう
きんつば
人形焼
あんドーナツ
いなりずし
大学芋
かりんとう
打ち菓子
豆菓子
あめ
甘納豆
肉まん
著者等紹介
信藤舞子[シンドウマイコ]
1977年、北海道生まれ。大学卒業後、FMラジオ局事務、音楽雑誌ライターを経て、2009年に独立。雑誌を中心に街歩きや食、日本文化などの記事を幅広く執筆する
オカダタカオ[オカダタカオ]
1976年、千葉県生まれ。高校卒業後、四谷スタジオリバーのスタジオマン、高橋〓事務所の助手を経て、2004年に独立、以後カメラマン。雑誌を中心に、街歩きやグルメ、アウトドアなど多方面で撮影をこなす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
154
続いて和菓子です。どれも美味しそうですが、番外編で掲載するにしても「肉まん(絶対和菓子ではない)」ではなく、「餡まん」だと思います(笑) 本書には掲載されていませんが、父親が虎屋好きなので、虎屋の和菓子を頻繁に食べています。 https://www.kotsu.co.jp/products/details/611117.html2024/05/17
rokoroko
16
長命寺の桜餅は良く食べた。みはしのあんみつも。文明堂のカステラは埼玉に工場があって時折でき立て買った。下町生まれの私が「これこそソウルフード」というのは錦糸町の山田屋の人形焼き。宮部みゆき読むと食べたくなる(包み紙見てね)この本に載ってないけど上野の公園の前の永藤の卵パン(クッキーみたいなの)お年寄り相手のヘルパーしてて埼玉の田舎でも覚えている人いたわよ。もうビルもないけれど懐かしい。おやつは幸福の象徴よ。思い出して楽しい2024/05/28
ゆか
14
漱石や子規も好んで食べた羽二重団子(日暮里)みつばちの小倉白玉あんみつ(湯島)成城あんやのあんみつ(成城学園)甘寛のあんみつ(下北沢)道明寺(護国寺 甲月堂)栗まん(谷中岡埜栄泉 根津)に惹かれました。2022/09/19
そうさん
6
行ってみたいお店がいくつもあった!和菓子、年齢を重ねて魅力に気づいたような気がする。2022/08/27
もりの
5
行きたいお店をメモした。洋菓子編も楽しみ。2023/02/26