エートル叢書
テロル機械

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784329010131
  • NDC分類 316.4
  • Cコード C0310

内容説明

テロリズムの起源はフランス革命にある!元新左翼活動家であったフランスの歴史家=ジャーナリストによって70年代に書かれた本書は、いまなお現代のテロリズム情勢を思考するための必読書である。

目次

第1部 「テロリストだって?」(概念の誕生;三つの解読格子 ほか)
第2部 テロル機械(国家機械;政治の熱力学 ほか)
第3部 殺人許可証(法の衝突;ティラノクトン ほか)
第4部 ドイツモデル(惨めなドイツ;フランスの動員 ほか)
第5部 結論(抵抗;第三の耳と三つの耳)

著者等紹介

ディスポ,ローラン[ディスポ,ローラン][Dispot,Laurent]
1950年生まれ。60年代末にプロレタリア左翼の活動家であったが、党派活動から身を引き、その後は哲学、歴史、ジャーナリズムの分野で活動、現在に至る。一時『マタン(Le Matin)』紙の編集協力者としても活躍した

村沢真保呂[ムラサワマホロ]
1968年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。専攻は精神分析学、社会学。現在、龍谷大学社会学部講師

信友建志[ノブトモタケシ]
1973年生まれ。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程終了。専攻は精神分析学、歴史学。現在、日本学術振興会特別研究員
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感想・レビュー

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肉欲棒太郎

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ディスポの見解に従えば、テロリズムは国家と不可分であるようだ。そこから二つの立場があり得る。一つは、テロリズムと国家を共に否定するという立場。いま一つは、テロリズムと国家を共に肯定するという立場。ディスポはテロ反対のようだが、かと言って国家そのものを否定しているわけでもない。その矛盾をどう考えるのか。せいぜいヘーゲル流「市民社会」を対置することしか出来ない。2013/12/23

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