内容説明
「身体から離して使用してください」、取扱説明書にこうした警告を載せる企業もある―。携帯電話による脳腫瘍リスク、脳機能・生殖能力の低下、DNAへの悪影響を検証。企業と一部科学者が隠した科学的な真実を白日の下にさらす一冊。
目次
結果はのちほど連絡します
テクノロジーの「衝撃と畏怖」
すべては戦争から始まった
動物実験からわかったこと
脳のなかの雷雨
悪魔とダンスした博士
男性の問題―精子の数、質、動き
携帯電話がアルツハイマー病を治す?
手遅れになるまで結果を待つ?
小さい活字で「身体から離して持つように」
携帯電話の功罪
著者等紹介
デイヴィス,デヴラ[デイヴィス,デヴラ][Davis,Devra]
アメリカを代表する疫学者。1972年、シカゴ大学で科学調査・研究の博士号(Ph.D.)を取得。1982年、ピッツバーグ大学公衆衛生大学院で疫学の修士号(M.P.H.)を取得。その後、米国科学アカデミー毒物学環境研究理事会の創設時に理事長を務める。クリントン政権時代には化学物質安全性・危険性調査委員会に参加。米国の保健社会福祉省の顧問も務めた。「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」の代表執筆者の一人であり、同パネルは2007年にアル・ゴア元アメリカ副大統領と共にノーベル平和賞を受賞
プレシ南日子[プレシナビコ]
翻訳家。東京都生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。生命保険会社勤務後、ロンドン大学バークベックカレッジにて修士号取得(映画史)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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