内容説明
「労働者評議会」をつくりだし、スターリン主義官僚体制に立ちむかう労働者・学生・知識人たちの蜂起。現代世界を一瞬間照らしだしたハンガリー革命敗北の悲劇。
目次
序章
東西の合意
解放?
サラミと賠償
搾取と従属化の方法
抵抗の拡大
新路線?
ポーランドの暴動
一触即発の危機の高まり
最初の要求〔ほか〕
著者等紹介
南塚信吾[ミナミズカシンゴ]
1942年生まれ。専門はハンガリー史、国際関係史、世界史。法政大学国際文化学部教授
吉橋弘行[ヨシハシヒロユキ]
1971年生まれ。1996‐97年、研究のためにハンガリーに滞在。1998‐2000年、ハンガリー政府奨学生としてエトヴェシュ・ローランド大学(ブダペスト)に留学。2001‐02年、文部科学省派遣交換留学生としてデブレツェン大学に留学。2004年、千葉大学大学院社会文化科学研究科博士号取得。専門はハンガリー近現代史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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