内容説明
平安時代の貴人たちが歩き、日本人の原風景を今に伝える古の道。その由来から伝説までを語る歴史・旅エッセイ。歴史散歩、ウォーキングの手引きに最適な一冊。
目次
熊野三山の成立と熊野御幸
熊野三山に詣でる
熊野参詣道と九十九王子
出立の地京都へ
九十九王子は大阪市内の窪津王子から
和泉の国の小栗街道
紀伊路―いよいよ和歌山県
中辺路―世界遺産の参詣道
熊野速玉大社から熊野那智大社へ
伊勢路―伊勢からの熊野詣
小辺路―高野街道
高野山町石道
著者等紹介
高木美千子[タカギミチコ]
東京都港区生まれ。1974年に渋谷の仕事場を引き払って京都に移り、82年より大阪在住。関西を拠点に、日本各地の歴史街道や世界の文化遺産を巡り、歩く視点からの観察と環境問題に力を入れて執筆活動を続けている。日本旅行作家協会、日本旅のペンクラブ会員。財団法人大阪府国際交流財団評議員。「フォーラム・エネルギーを考える」メンバー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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