内容説明
パリ・コミューン論の白眉、ハンガリー革命論の至宝。140枚の書き下ろしを新たに加え、著者による本文の全面改訂を施した新版。
目次
トロツキーは甦るか―一九九六年一一月・『裏切られた革命』発刊六〇周年記念モスクワ学術会議傍聴記
未決のスターリン主義
真夜中の兵士
転向―“現実の発見”と“革命の発見”
都市と蜂起
生命と革命の持続と断片―J.ヴァレース『パリ・コミューン』
永久革命の祭り―H.ルフェーヴル『パリ・コミューン』
革命の発見
国家の死滅とユーゴスラヴィアの実践
宮殿と広場とバリケード―ハンガリー革命と転向・序章
偽りの河と偽りの一〇月―K.シロップ『一〇月の春』
著者等紹介
高知聡[コウチソウ]
1934年茨城県那珂郡大宮町に生まれ、栃木県真岡町、福島県東白川郡棚倉町を経て主として水戸周辺で育つ。遠坂良一氏の「新いばらきタイムス」社に入社。1957年同社を退社して上京し、以後ジャーナリズムの世界に籍を置く。作家・評論家。2001年、肺癌の再発で死去
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