目次
サド裁判(立言;被告人意見陳述;最終意見陳述;裁判随想;『サド裁判』あとがき;出版の自由について;サド裁判と現代思潮社の時代 インタヴュー 安島真一)
埴谷雄高(埴谷雄高氏;追悼・埴谷雄高;埴谷氏と正法眼蔵)
渋沢龍彦(渋沢龍彦と戦後日本;サド裁判前後―インタヴュー・松山俊太郎)
道元(正法眼蔵を語る―対談・松岡正剛;文字について;自著を語る『正法眼蔵の世界』;自著を語る『正法眼蔵覚え書』;寝とぼけ;十二巻本正法眼蔵について)
著者等紹介
石井恭二[イシイキョウジ]
1928年生まれ。57年に現代思潮社を創業し、出版を通ずる思想運動によって全世界に充満した進歩主義インテリゲンチャを弾劾。60年代にサド裁判を闘った伝説的出版人。サド、フーリエ、ロートレアモン、ブルトン、トロツキー、バタイユ、ブランショ、デリダなど多数の西欧近現代思想・哲学を時代に先駆けて紹介し、さらに埴谷雄高、渋沢龍彦などの著作や日本古典群の刊行によって一時代を画した。96年に現代思潮社を退く。以後、著作に専念
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