感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
K
8
時折名前を目にするシュティルナー、初めて著作を読む。私なりに要約すればその主張は、「幽霊に憑りつかれるな!」、これである。上巻は、シュティルナーが生きた現代(19世紀頃か)までの人間の分析。常に人間は、何らかの上位存在、概念、理念としての何かに従属していた。私ではないものに私を規定させてはならぬ、私が規定する存在であり、同時に規定される存在でもあるようにしなければならない。まだ上巻であり、唯一者、所有についての全貌が明らかにされていないので、ひとまずここまで。刺激的な文章だが、少々くどい感じはした。2024/02/03
HiAika
0
永井均から。同じ論旨を何遍も繰り返しているため思索としては魅せられるが読み物としては非常にうんざりさせられた。2019/09/04
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