ハックルベリー・フィンの冒けん

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ハックルベリー・フィンの冒けん

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  • サイズ B6判/ページ数 558p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784327492014
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

 「トム・ソーヤーの冒けん」てゆう本をよんでない人はおれのこと知らないわけだけど、それはべつにかまわない。あれはマーク・トウェインさんてゆう人がつくった本で、まあだいたいはホントのことが書いてある。ところどころこちょうしたとこもあるけど、だいたいはホントのことが書いてある。べつにそれくらいなんでもない。だれだってどこかで、一どや二どはウソつくものだから。まあポリーおばさんとか未ぼう人とか、それとメアリなんかはべつかもしれないけど。ポリーおばさん、つまりトムのポリーおばさん、あとメアリやダグラス未ぼう人のことも、みんなその本に書いてある。で、その本は、だいたいはホントのことが書いてあるんだ、さっき言ったとおり、ところどころこちょうもあるんだけど。
 それで、その本はどんなふうにおわるかってゆうと、こうだ。トムとおれとで、盗ぞくたちが洞くつにかくしたカネを見つけて、おれたちはカネもちになった。それぞれ六千ドルずつ、ぜんぶ金(きん)かで。つみあげたらすごいながめだった。で、サッチャー判じがそいつをあずかって、利しがつくようにしてくれて、おれもトムも、一年じゅう毎日(まいんち)一ドルずつもらえることになった。そんな大金、どうしたらいいかわかんないよな。それで、ダグラス未ぼう人が、おれをむすことしてひきとって、きちんとしつけてやるとか言いだした。だけど、いつもいつも家のなかにいるってのは、しんどいのなんのって、なにしろ未ぼう人ときたら、なにをやるにも、すごくきちんとして上ひんなんだ。それでおれはもうガマンできなくなって、逃げだした。またまえのボロ着を着てサトウだるにもどって、のんびり気ままにくつろいでた。ところが、トム・ソーヤーがおれをさがしにきて、盗ぞく団をはじめるんだ、未ぼう人のところへかえってちゃんとくらしたらおまえも入れてやるぞって言われた。で、おれはかえったわけで。
  ――マーク・トウェイン著/柴田元幸訳『ハックルベリー・フィンの冒けん』より

●オリジナル・イラスト174点収録
●訳者 柴田元幸(2017年、第6回早稲田大学坪内逍遙大賞受賞)の作品解題付き

<著者・訳者紹介>
著者:マーク・トウェイン(Mark Twain, 1835-1910) アメリカ合衆国の小説家。ミズーリ州フロリダ生まれ、同州ハンニバルで育つ。本名サミュエル・ラングホーン・クレメンズ(Samuel Langhorne Clemens)。西部・南部・中西部の庶民が使う口語を駆使した作品によってその後のアメリカ文学に大きな影響を与えた。『トム・ソーヤーの冒険』(1876年)のほか数多くの小説や随筆を発表、世界各地で講演も行ない、当時最大の著名人の一人となる。無学の少年ハックルベリー・フィン自身の言葉で語られる『ハックルベリー・フィンの冒けん』(イギリス版1884年、アメリカ版1885年)はなかでも傑作とされ、アーネスト・ヘミングウェイは『アフリカの緑の丘』で「今日のアメリカ文学はすべてマーク・トウェインのハックルベリー・フィンという一冊の本から出ている」と評した。

訳者:柴田 元幸(しばた もとゆき) 翻訳家、東京大学文学部名誉教授。東京都生まれ。ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソンなど、現代アメリカ文学を数多く翻訳。2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(新潮社)で日本翻訳文化賞を受賞。マーク・トウェインの翻訳に、『トム・ソーヤーの冒険』『ジム・スマイリーの跳び蛙―マーク・トウェイン傑作選―』(新潮文庫)、最近の翻訳に、ジャック・ロンドン『犬物語』(スイッチ・パブリッシング)やレアード・ハント『ネバーホーム』(朝日新聞出版)、編訳書に、レアード・ハント『英文創作教室 Writing Your Own Stories』(研究社)など。文芸誌『MONKEY』、および英語文芸誌 Monkey Business 責任編集。2017年、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞。

内容説明

今まで知らなかったハックがここにいる。原書オリジナル・イラスト174点収録。柴田元幸がいちばん訳したかったあの名作、ついに翻訳刊行。

著者等紹介

トウェイン,マーク[トウェイン,マーク] [Twain,Mark]
1835‐1910。アメリカ合衆国の小説家。ミズーリ州フロリダ生まれ、同州ハンニバルで育つ。本名サミュエル・ラングホーン・クレメンズ(Samuel Langhorne Clemens)。西部・南部・中西部の庶民が使う口語を駆使した作品によってその後のアメリカ文学に大きな影響を与えた。『トム・ソーヤーの冒険』(1876年)のほか数多くの小説や随筆を発表、世界各地で講演も行ない、当時最大の著名人の一人となる

柴田元幸[シバタモトユキ]
翻訳家、東京大学名誉教授。東京都生まれ。ポール・オースター、レベッカ・ブラウン、スティーヴン・ミルハウザー、スチュアート・ダイベック、スティーヴ・エリクソンなど、現代アメリカ文学を数多く翻訳。2010年、トマス・ピンチョン『メイスン&ディクスン』(新潮社)で日本翻訳文化賞を受賞。文芸誌『MONKEY』、および英語文芸誌Monkey Business責任編集。2017年、早稲田大学坪内逍遙大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

Yamazon2030

68
2020(55) マークトウェインの最高傑作! レポート提出の為に読む。 少年ハックと黒人ジムの冒険!その中に、ユーモアあり・ドキドキがあり、トラブルありで飽きさせない! 背景には奴隷制などの問題にも言及しており、深い! ザ・アメリカ文学!!楽しく読ませてもらいました!2020/10/06

ヘラジカ

46
初読。『トム・ソーヤーの冒険』を柴田氏の訳で初めて読んだときから、こちらも読むときは必ず氏の翻訳でと決めていた。予想よりは時間が経ってしまったけれど、こうして完訳で挿絵も完備の本を手に取れたのは喜ばしい。やっぱり我慢して待ってた甲斐があった。他の翻訳と比較は出来ないけれど「一番訳したかった作品」というだけあって言葉ひとつひとつを吟味して選んでるように感じ、とてもとても読みやすい。”アメリカ文学の原点”に名訳で触れることができて幸せな読書時間を送れました。どうせならトム・ソーヤーも同じ装丁で欲しいなあ。2017/12/20

ちょき

45
読メ400冊レビュー記念で古典を読む。大筋忘れたが子供の頃にトム・ソーヤーの冒険を読んだ記憶もあり本作は未読のはず。しかも柴田元幸の新訳となれば、読まぬわけにはいきますまい。どっこい500頁越えの大作、中身がまた濃いのなんの。現代っ子には到底感じようもない牧歌的で原始的で容赦の無いアメリカ創成期の物語。恵まれた環境で普通に生きていける今を実感する。真の大冒険だった。ただトムは面倒臭い(笑)。この作品に出会って良かった。読書中幸せだった。日本人に原書のままの感動を与えてくれた柴田氏に賞賛と拍手を送りたい。2018/02/16

たか

36
トムソーヤの冒険の方が有名だけど、実はこっちの方が圧倒的に面白い。B評価2018/01/21

たまきら

25
十代の頃アメリカでちょっと読んで、くらくらして先に進めなかった思い出があるこの本。柴田さんの訳なら読んでみたい!と手に取りました。周囲からみたら不憫な子なのかもしれないけれど、子どもの頃すごくこの子が(アニメで)好きだった。スナフキンとか、どことなく周囲からはみ出しがちな子が好きだったのかもしれない。最後がまさかそう来るとは。どこか受身な彼が出会う様々な人たち、様々な冒険。出だしの「この話に主題を探すものは起訴される…」がおかしかったなあ。キンドルで原著無料だから読んでみようかな。2019/02/02

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