内容説明
デモクラシーの危機の時代に求められる古典。その主題提示部を原文で徹底的に読み解く試み。『英語リーディング教本』などで英文読解指導に定評ある著者が、ライフワークとして取り組んでいる『自由論』精読。本書では冒頭の主題提示部(第1章第6節まで)を細密に分析し、日本語訳では伝わりにくい論旨を明らかにしていく。原文が伝えんとする「事柄」と、その「論理的つながり」を徹底的に考えぬくことで得られる一点の曇りなき理解。
目次
本書の読み方について
典拠した英文について
各節の大意
原文
解説
全訳
著者等紹介
薬袋善郎[ミナイヨシロウ]
東京大学法学部卒。駿台予備学校講師および日本教育フォーラム講師として教壇に立った。英語を論理的に理解するための方法論Frame of Reference(英語構文の判断枠組み)を提唱するとともに、精読の重要性を説き、中学生から社会人まで幅広く支持を集めている。TIMEやNewsweekなど一流の英語雑誌に対処するための本格的なリーディング指導でも高く評価されている。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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