出版社内容情報
ロマン派、マザー・グース、現代の詩の中から愛唱され続ける名篇を収録。季節の感傷と人々の営みの中にある喜怒哀楽をゆっくり味わってください。
内容説明
本書はイギリスのロマン派から現代までの四季と生活を主題とした英詩秀歌のアンソロジーである。英詩の歴史は、中世、ルネサンス、近世と、千数百年に及ぶが、ここでは主として、比較的よく親まれているロマン派と現代の詩に重点をおいた。また同時に、「マザー・グース」をおさめたのは、それがイギリス人の日常生活をよく表徴し、英詩とも深いかかわりをもつと考えたからである。これまでの英詩鑑賞の常識を破って、訳詩を縦組みとし、原詩は巻末にまとめた。また詩の解説は、なるべく読み易い文体を考え、エッセイ調にした。
目次
1部 ロマン派の詩(四季の詩;生活の詩)
2部 マザー・グースの世界
3部 現代の詩(生活風景の詩;人と動物の詩)