出版社内容情報
“sexy”=「セクシー」ではない?!
ことばの背景にある日英の文化的なズレを丁寧に解説する。英語を正確にとらえ、安易な誤解を避けるための必読の書。
ことばは、それを用いる人々や地域の文化と密接に結びついているため、日常よく使われる簡単そうに見える英語でも、日本人が本当に理解しているとは言い難いものが多くあります。たとえば,日本語の「まじめな人」は誠実で堅実な人格者というプラスイメージがあるのに対し,英語のa serious personには,おもしろみのない退屈な人物というマイナスイメージを喚起することがあります。
本書では、そうした英語を100語取り上げて、日英の文化的なズレを中心に解説し、英語圏の人々の根本的な意識や考え方などを丁寧に教えます。
著者紹介/著者による他の著作等
山岸勝榮(やまぎし かつえい)
明海大学教授。著書に『言えそうで言えない英語表現』、『英語になりにくい日本をこう訳す』、『スーパーアンカー英和辞典』(編者)、『スーパーアンカー和英辞典』(編者)などがある。
関根紳太郎(せきね しんたろう)
米国イースタンミシガン大学大学院修士課程修了。現在、国立東京高専助教授。著書に『すぐにできる海外インターネット活用事典』(共著)がある。
Part 1: 日常生活に関わることば
bathing/Christmas/convenience store/credit (card)/date/donor/drinking/friend/handshake/hobby/holiday/joke/lawsuit/marriage/meeting/melon/name/part-time job/salt/smoking/sunflower/teacher/tears/umbrella/wind
Part 2: カタカナ語と英語
bonus/brand/claim/diet/elite/glamour/hero/idol/jealousy/leader/mood/original/party/policy/pornography/pride/privacy/service/sexual harassment/sexy/share/stewardess/volunteer
Part 3: 個人に関わることば
appearance/calm/challenge/choice/conscience/dependent/envy/independent/individualism/kindness/life/love/perfect/regret/self-assertion/serious/shame/silence/sincere
Part 4: 人との結びつきに関わることば
apology/authority/competition/compliment/compromise/contract/difference/duty/equality/explanation/fairness/foreigner/forgiveness/harmony/loyalty/mobility/objection/polite/punishment/religion/responsibility/right/sacrifice/society/strategy/success/trust/wealth
コラム:
内容説明
ことばは、それを用いる人々や地域の文化と密接に結びついているため、日常よく使われる簡単そうに見える英語でも、日本人が本当に理解しているとは言い難いものが多くある。たとえば、日本語の「まじめな人」は誠実で堅実な人格者というプラスイメージがあるのに対し、英語のa serious personは、おもしろみのない退屈な人物というマイナスイメージを喚起することがある。本書では、そうした英語を100語取り上げて、日英の文化的なズレを中心に解説し、英語圏の人々の根本的な意識や考え方などを丁寧に教える。
目次
1 日常生活に関わることば(bathing(入浴)
Christmas(クリスマス) ほか)
2 カタカナ語と英語(bonus(ボーナス)
brand(ブランド) ほか)
3 個人に関わることば(appearance(容姿)
calm(穏やかな) ほか)
4 人との結びつきに関わることば(apology(謝罪)
authority(権威) ほか)
著者等紹介
山岸勝栄[ヤマギシカツエイ]
法政大学大学院博士課程修了。現在、明海大学教授。応用言語学博士
関根紳太郎[セキネシンタロウ]
法政大学法学部卒業。米国イースタンミシガン大学大学院修士課程修了(アメリカ文化研究)。現在、国立東京高専助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。