出版社内容情報
論理的な日本語を書くことが、ネイティブに通じる英語を書く第一歩だ。
論旨があいまいな日本的な文章をどう論理的な文章に書き直すか。本書はそこからスタートする。また、演習問題を通して、英文を書く際の文法・語法、文体上の問題点も徹底的に取り上げた。
日本人のウィークポイントである論理的な文章を書く力と、英作文の力が合わせて身につく。従来の和文英訳的方法を越えた、ネイティブに通じる英語を書くための必読の書。
著者紹介/著者による他の著作等
富岡龍明(とみおか たつあき)
福岡国際大学助教授。著書に『英作文実践講義』(研究社)、『英誤を診る』(共著、河合出版)などがある。
Chapter 1 論理の飛躍
Chapter 2 類似表現のくり返し
Chapter 3 賛成、反対を明確に
Chapter 4 脈絡のない話題の転換
Chapter 5 非論理的な二者択一
Chapter 6 かみ合わない議論
Chapter 7 説明不足による説得力の弱さ
Chapter 8 言葉の意味のあいまいさ
Chapter 9 結論は先に書く
Chapter 10 主張は主張しぬく
Chapter 11 現実を指すのか、指さないのか
Chapter 12 評価は具体的・分析的に
Chapter 13 まわりくどい表現
Chapter 14 英語になじまない謙遜表現
Chapter 15 紋切り型のスピーチ
Chapter 16 前置きとしての挨拶言葉
Chapter 17 語尾をぼかす日本語
Chapter 18 日本語は状況に依存する--語彙について
Chapter 19 日本語は状況に依存する--文構造について
Chapter 20 擬声語・擬音語をどうするか
Chapter 21 間接指示を好む日本語
Chapter 22 同じ名詞や動詞のくり返し
Chapter 23 「なる」の多用
内容説明
論旨があいまいな日本的な文章をどう論理的な文章に書き直すか。本書はそこを出発点とする。さらに、演習問題を通して、英語を書くための文法・語法、文体上の問題点も徹底的に取り上げた。日本人のウィークポイントである論理的な文章を書く力と、simpleでclearな英語を書く力が合わせて身につく。
目次
論理の飛躍
類似表現のくり返し
賛成、反対を明確に
脈絡のない話題の転換
非論理的な二者択一
かみ合わない議論
説明不足による説得力の弱さ
言葉の意味のあいまいさ
結論は先に書く
主張は主張しぬく〔ほか〕
著者等紹介
富岡龍明[トミオカタツアキ]
1952年福岡生まれ。エディンバラ大学応用言語学科大学院博士課程修了。現在福岡国際大学教授。専攻は英語文体論
ノリス,ロバート[ノリス,ロバート]
福岡国際大学助教授
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