英語を学ぶ大学生と教える教師に―これでいいのか?英語教育と文学研究

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  • サイズ B6判/ページ数 271p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784327421564
  • NDC分類 830.7
  • Cコード C1082

出版社内容情報

大学生よ、教師よ、これでいいのか?

 大学生の英語力低下は、現在大きな社会問題としてマスコミを賑わしている。その原因ははたしてどこにあるのか?受験英語の弊害、実用英語の重視、そして英語教師の指導法など、大学英語教育の現場とその周辺を幅広く観察し、様々な問題点を抉り出しつつ、今後の可能性と方向性を探る。英語を学習するすべての大学生、それを教えるすべての教師に突き付ける、刺激的な提案!

著者紹介
渡辺利雄(わたなべ としお) 1935年、台湾新竹市生まれ。東京大学英文科、同大学院卒。東京大学文学部教授を経て、1996年4月より日本女子大学教授。主著『フランクリンとアメリカ文学』(研究社選書)。編著『読み直すアメリカ文学』。訳書にフランクリン『自伝』(中央公論社)、トゥエイン『自伝』(研究社出版)、『ハックルベリー・フィンの冒険』、ノーマン・マクリーン『マクリーンの川』『マクリーンの森』(集英社文庫)など。

目 次
序:英語・文学研究への提言
I.英語を学ぶことの意味
現在の大学生の英語力/一般的な英語力が基本/講読演習の現場から/大学院レベルの講読演習
II.正確な読みと翻訳・研究論文
訓詁・注釈の伝統/翻訳の功罪/不透明な日本語表現
III.文学研究の楽しみ
卒業論文の今昔/謎解きとレポート/へスターの墓の隣には誰が眠っているのか/フランクリンと現代日本の若者たち/研究者と踏み絵
IV.文学史と批評の学び方
文学史を考える/文学史を見直す
V.学問研究に生涯を捧げる
学問研究の基礎――正確な事実の確認/大学院への進学
あとがき

内容説明

大学生の英語力低下は、現在大きな社会問題としてマスコミを賑わしている。その原因ははたしてどこにあるのか?受験英語の弊害、実用英語の重視、そして英語教師の指導法など、大学英語教育の現場とその周辺を幅広く観察し、様々な問題点を抉り出しつつ、今後の可能性と方向性を探る。英語を学習するすべての大学生、それを教えるすべての教師に突き付ける、刺激的な指摘と提案。

目次

序 現在の英語教育と文学研究への提言
1 英語を学ぶことの意味
2 正確な読みと翻訳・研究論文
3 文学研究の楽しみ
4 文学史と批評の学び方
5 学問研究に生涯を捧げる

著者等紹介

渡辺利雄[ワタナベトシオ]
1935年、台湾新竹市生まれ。東京大学文学部英文科卒。同大学院博士課程満期退学。中央大学、東京工業大学勤務のあと、東京大学文学部英文科教授。現在、日本女子大学文学部英文科教授、文学部長、専門はアメリカ文学。特に、Benjamin Franklinに始まり、Mark Twain、W.D.Howells、Henry JamesからHemingway、Dos Passos、Steinbeck、Saul Bellowにいたるアメリカの小説伝統を研究
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