英語教育と「訳」の効用

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  • サイズ A5判/ページ数 264p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784327410797
  • NDC分類 830.7
  • Cコード C3082

出版社内容情報

外国語教育において、とかく悪者扱いされながらもしぶとく生き残ってきた「訳」の効用と意義を改めて説く。イギリス応用言語学会の大物が語る「訳の復権」論は、「英語は英語で」が流行する日本の英語教育界にも一石を投じる。

先端の英語教育理論に学ぶ「訳」の可能性

 外国語教育において、とかく悪者扱いされながらもしぶとく生き残ってきたのが「訳」(translation)である。本書は、19世紀末に始まった外国語教育の改革運動のなかで、いかに「訳」がいわれなく排斥されてきたかを検証し、改めて外国語教育における「訳」の効用と意義を説く。イギリス応用言語学会の大物が語る「訳の復権」論は、「英語は英語で」ばかりがもてはやされる日本の英語教育界にも一石を投じる。

第I部 歴史
第1章 拒絶――「改革」と直接教授法
第2章 長い沈黙――直接教授法から意味重視へ
第3章 復興の機運――二言語併用の再考
第4章 訳すとは何か

第II部 議論
第5章 証拠に基づいた議論
第6章 教育のあり方を巡る議論
第7章 教育の方法を巡る議論
結論

【著者紹介】
ガイ・クック (Guy Cook)  英Open University教授。英国の応用言語学会会長。Applied Linguistics元編集長(2001-2009年)。

内容説明

19世紀末以来、訳は言語教育の厄介者である。そろそろ変化してしかるべきときだ。これが本書における著者の主張である。著者によれば、訳は言語教育・学習の自然かつ効果的な手段であり、今日の多文化化した社会、地球規模化した世界に広く必要とされる技能であり、また異文化間理解・言語意識・個性の維持を推進するものでもある。現代世界の需要に対応した言語教育・学習の手法を求める声が研究者・教師・学習者の別を問わず幅広く上がる中、本書がその答えを提示する。

目次

第1部 歴史(拒絶―「改革」と直接教授法;長い沈黙―直接教授法から意味重視へ;復興の機運―二言語併用の再考;訳すとは何か)
第2部 議論(証拠に基づいた議論;教育のあり方をめぐる議論;教育の方法をめぐる議論)

著者等紹介

斎藤兆史[サイトウヨシフミ]
1958年栃木県生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院修士課程修了。米国インディアナ大学英文科修士課程修了、英国ノッティンガム大学英文科博士課程修了(Ph.D.)。現在、東京大学大学院教育学研究科・教育学部教授

北和丈[キタカズタケ]
1978年富山県生まれ。2001年東京大学教養学部超域文化科学科卒業、2003年同大学大学院総合文化研究科修士課程修了。2004年英国レディング大学現代英語学科修士課程修了。2012年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。現在、東京理科大学講師。専攻は応用言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Nobu A

0
タイトルに惹かれ、今後の研究に示唆に富んだ内容ではないかと思い、購入した専門書を読了。コミュニカティブ・アプローチや直接法が全盛の今の教育現場。実際は、教師や学習者同士の挟み訳などが行われ、「学習言語で全て考える」のは理想だが、学習者の思考を変えるのは不可能。そうなると、言語習得に訳はそれほど支障を来すのかと考えさせられる。自分も慣れないトピックは頭の中で日本語から英語へと転換している現実。しかし、本の内容は、具体例を含んだ分析や考察が少なく、ダラダラでちょっと残念。2015/07/18

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