出版社内容情報
英語史の重要テーマを15ほどピックアップして、社会文化史的な観点から解説した英語文化史の入門書。大学の英語史の教科書として最適です。
内容説明
ブリテン島へのバイキングの襲来、『ベオウルフ』、チョーサー、アーサー王伝説、英語聖書の歴史、カクストン、アングロ・サクソン学の発達、シェイクスピア、ジョンソンの辞書、OEDなど、英語史においては欠かすことのできないテーマを15ほどピックアップ。
目次
人・言葉・歴史―英語史のテクストを読む
ベオウルフ伝説の系譜―伝播か独自発生か
デーンローとノルマンディ―歴史的必然?
チョーサー―『カンタベリー物語』の裏の顔
ウィリアム・カクストン―写本から印刷本へ
アーサー王伝説(1)その歴史と受容
英語翻訳聖書―政治的策謀の歴史
イングランドのアングロ・サクソン学事始
英語文化史から見た修道院解散―写本散逸の問題
アーサー王伝説(2)その歴史と受容
ジェームズ1世の『タバコ反対論』―魔女学の時代
シェイクスピアの英語―『マクベス』に見る言葉の妙
国語浄化大論争―スウィフトVSエルストップ
英語辞書の発達―ジョンソンからマレーへ
イデオロギーから学問へ―英語・英文学研究の発達
著者等紹介
武内信一[タケウチシンイチ]
1951年生まれ。青山学院大学文学部英米文学科卒。国際基督教大学(ICU)大学院修士課程修了(英語史専攻)。東京都立大学大学院博士課程(博士後期課程)人文科学研究科(英文学専攻)中退。防衛大学校、愛知大学を経て、青山学院大学文学部教授。専攻はイギリス言語文化史、イギリス国学史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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たけぞう
viola