出版社内容情報
談話分析の主要な「用語」の概念について、研究の流れを追いながら分かりやすく解説し、それぞれのアプローチと手法に基づく実際のデータ分析の例を示す。社会言語学、語用論、機能文法、テキスト言語学などの分野で、談話分析を始めようとする学生やその指導者はもとより、研究者にも大いに役立つ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
木村すらいむ
2
人と会話をしたり,ラジオでのトークを聞く中で,談話は面白いと思っていて,この本を見つけた.本の構成は初めて見る形式のもので,それが読みやすかった.”文脈の手がかり”など談話分析における概念名をタイトルとした60ほどの節から構成されている.各節においては,言葉の定義,いつ誰によって提唱されどのように発展してきたか,”徹子の部屋”など日常的な文を題材とした談話分析の実例が示されている.読み進める度,談話からこれほど多くのことが読み取れることに驚いた.この本を通して世界を見て,再び本を読むことをしたくなる本だ.2014/06/23
ぐりーん
0
課題用2014/11/12