出版社内容情報
音韻論、語い論、文法論の3部門にわたり、古英語から現代英語に至る英語の変化の歴史と、その変化の 「原因」 までも明らかにしようとした好著。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Z
7
タイトル通り、英語の進化ないし変化をベースに言語が変化する要因をまとめた本。どちらかというと一般理論を狙っており、別に英語に限らず言語に関心あれば読んでいいと思う。イギリスの人の著作だが、イギリスはソシュールあまり受容してないことをどこかで読んだ気がしたが、かなりソシュール参照していた。電子計算機が登場しコンピューターと名付けたり、異言語との接触など、言語外の変化と言語内部での変化要因を分け、かなりまとまっているが、そこまで言語学に関心なく、ちょっと専門的すぎた。2018/08/05
