出版社内容情報
累計31万部超のロングセラーテキスト、大改訂!
20年以上にわたり好評を博してきた中級向け定番テキストが、三訂版で大きく生まれ変わります。"学習者の興味・関心に応えるようなテーマを設定し、教員と学習者がともに議論し、意見を述べ合い、その過程で日本語の総合力を伸ばす"という趣旨のもと、現在の日本語教育現場に適した教材として、全面的に見直しを行いました。
テーマの例:「外国語学習」「食事のあり方の変化」「ことわざや比喩」「異なる文化との向き合い方」「言葉の役割」「外見と中身」「思い込み」「現代社会の人間関係」「異常気象」「歌の役割」「医療技術の進歩」「貧困」「少子高齢化」等
本書の特色
・多様なカリキュラムに対応させるため、レッスン数を全25課から20課に変更した。
・今の時代により即したものにするため、各課の本文の内容を見直した(完全に書き換えた課が計11課、本文を短くし、部分的に書き換えた課が計9課)。
・学習者の文化的背景等にかかわらず、普遍的なテーマを扱うよう心がけた。
・本文の長さは500~900字以内に統一し、学習者が無理なく取り組める分量にした。
・本文の改稿に伴い、語彙や学習項目の見直しを行った。新出語彙・表現は、活用範囲の広いものに厳選し、1~20課までで合計770程度とした。
・課が進むにつれて徐々にレベルアップできるよう、本文の字数、新出語彙・表現の数を少しずつ増やす工夫をした。
・本文の音声は研究社HPより無料ダウンロード(※発売日以降)。
【著者紹介】
1975年、カナダBritish Columbia大学でM.A.(言語学)取得。1996年よりプール学院大学国際文化学部教授、2012年退職。主な著作:『テーマ別 中級までに学ぶ日本語』『テーマ別 上級で学ぶ日本語』『使うことば』『使うことば2』(以上、共著、研究社)、「異文化間協働の実践」(『異文化間協働』[小林哲也ほか編著 アカデミア出版会]に収録)ほか。
目次
まなぶ(なぞなぞ)
みつける(花の名前)
たべる(ごちそう)
たとえる(猫に小判)
あきれる(満員電車)
つたえる(思いやり)
かざる(名刺)
おもいこむ(男の色・女の色)
まもる(見えない相手)
なれる(腕時計)
つながる(タテとヨコ)
わける(ABOAB)
おもいだす(昼のにおい)
みなおす(てるてるぼうず)
ふれあう(旅行かばん)
うたう(歌の力)
なおす(命)
はなれる(ふるさと)
かなえる(ふたつの夢)
おぼえる(ものづくり)
著者等紹介
松田浩志[マツダヒロシ]
1975年、British Columbia大学でM.A.(言語学)取得。1996年よりプール学院大学国際文化学部教授、2012年に定年退職
亀田美保[カメダミホ]
学校法人大阪YMCA留学生事業部日本語プログラム教務主任。2008年、コロンビア大学大学院夏季日本語教授法コースにてM.A.取得(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。