出版社内容情報
★美しい〈筆記体〉が書けるようになります!
英語の筆記体を見かけることが少なくなりました。もっぱらブロック体が使われ、筆記体はどんどん存在感をなくしています。そのような状況の中、流麗で素早く書ける〈筆記体〉を絶滅させたくない、という思いと、熟年の皆さんには懐かしく、若者には逆に新鮮に映るのではないかという思いから、本書を企画しました。そして、せっかく書くのであれば名文を、ということで、英米文学を中心に、「なぞる」のに適した英文や名フレーズを60点選び、和訳と簡単な解説を付けました。右ページのなぞるための筆記体は、カリグラファーの三瓶望美氏に、いちばん美しいとされる52度の傾きの斜体で書いていただきました。
春の朝/水仙/荒地/草の葉/アナベル・リー/もし駒鳥たちがやってくるころ/行かなかった道/ことわざ/名言/悪魔の辞典/マザーグース/グリーンスリーヴス/スカボロー・フェア/ハムレット/リア王/オセロ/マクベス/ロミオとジュリエット/ヴェニスの商人/あらし/真夏の夜の夢/宴の夜/ジュリアス・シーザー/ガリヴァー旅行記/高慢と偏見/嵐が丘/サイラス・マーナー/不思議の国のアリス/ジキル博士とハイド氏/二都物語/エリア随筆/ドリアン・グレイの肖像/月と六ペンス/灯台へ/チャタレイ夫人の恋人/1984年/リップ・ヴァン・ウィンクル/アッシャー家の崩壊/白鯨/森の生活/賢者の贈り物/グレート・ギャッツビー/老人と海/ヨハネによる福音書/武士道/茶の本/功利主義論/種の起源/正統とは何か/自己信頼/剣の教義/ゲティスバーグ演説/アメリカ独立宣言/大統領就任演説
研究社編集部[ケンキュウシャヘンシュウブ]
三瓶 望美[ミカメ ノゾミ]
西洋書画家。姫路生まれ、関東育ち。1998年より、ウェルカム・ボード制作やサインデザインなど、カリグラファーとしての活動を開始。2004年には自身のカリグラフィー教室を持ち、現在は、サイン練習の講師としても活動中。著書に『美しい英文が書ける 書き込み式 筆記体レッスンブック』(日本文芸社)がある。
内容説明
英米文学を中心に、詩、小説、随筆、名言、演説などから、60点を選びました。「和訳」と簡単な「解説」付き。
目次
春の朝 ロバート・ブラウニング
水仙 ウィリアム・ワーズワス
荒地 T・S・エリオット
草の葉 ウォルト・ホイットマン
アナベル・リー エドガー・アラン・ポー
もし駒鳥たちがやってくるころ エミリー・ディキンソン
行かなかった道 ロバート・フロスト
ことわざ
名言 英国・アラブ・スウェーデ
名言 アルベルト・アインシュタイン〔ほか〕
著者等紹介
三瓶望美[ミカメノゾミ]
カリグラファー(カリグラファーズ・ギルド会員)。サイン(署名)デザイナー。1998年より、ウェルカム・ボード制作やサインデザインの活動を開始。2004年より、カリグラフィー教室を主催。サイン教室の講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。