内容説明
ポライトネス理論をわかりやすく解説した入門書。日本語にどのように適用すればいいのかをやさしく解説。
目次
第1章 「ポライトネス」の背景―人間関係にかかわるいくつかの普遍
第2章 ブラウン&レヴィンソンのポライトネス理論―効率と配慮、どちらをとるか?
第3章 敬語とポライトネス―会話の場で人間関係を切り分ける
第4章 「距離」とポライトネス―“人を呼ぶこと”と“ものを呼ぶこと”の語用論
第5章 ポライトネスのコミュニケーション―会話のスタイル・言語行為・文化差
第6章 応用編 終助詞「か/よ/ね」の意味とポライトネス―話者が直観的にしていることの長い説明
著者等紹介
滝浦真人[タキウラマサト]
麗澤大学外国語学部、同大学院言語教育研究科教授。専門は言語学・コミュニケーション論。1962年、岩手県生まれ。東京大学文学部卒業。同大学院人文科学研究科博士課程中退。著書に、『日本の敬語論』(2005年、大修館書店、麗澤大学学長賞)などがある。そのほか、ことば遊び、オノマトペ(擬音語・擬態語)、失語症に関する研究など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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