出版社内容情報
本書は、社会学的、歴史学的見地で、色(黒)と衣服(黒服)がもつ意味を調べた研究書である。格式や権力の象徴としての黒服、葬儀に着てゆく黒服、黒服を身にまとう美女、ファシストたちの黒服、現代のハイ・ファッションとしての黒服などを詳解する。図版多数。さらに深くテーマを掘り下げた、監修者、高山宏氏の解題「歴史に黒白をつけろ」は必読。
第1章 だれの葬式だ?
第2章 歴史に見る黒
第3章 スペインの黒からシェイクスピアの黒へ
第4章 絵画の黒からディケンズの黒へ
第5章 イギリスの暗い家
第6章 黒服の男と白いドレスの女と
第7章 われらの時代の黒
原著者あとがぎ
訳者あとがき
解題 歴史に黒白をつけろ(高山宏)
文献注
索引
内容説明
中世からパンクへ、ハムレットからボードレールへ、西欧一千年男たちを酔わせた色。今未聞の衣裳の詩学が19世紀末論を黒に染める。
目次
序論 衣服、色、意味
第1章 だれの葬式だ?
第2章 歴史に見る黒
第3章 スペインの黒からシェイクスピアの黒へ
第4章 絵画の黒からディケンズの黒へ
第5章 イギリスの暗い家
第6章 黒服の男と白いドレスの女と
第7章 われらの時代の黒
感想・レビュー
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- 洋書
- Ashley Bell