出版社内容情報
どのような考え方からアメリカの対日政策が形づくられてきたかを述べる。今日のアメリカの政策決定の局面を知るうえで極めて示唆的といえる。
内容説明
経済摩擦を始めとする日米間の問題に対し、アメリカがどう対応するかを判断することの重要度が増した今日、アメリカの対日政策がどのように形作られてきたかを知る意義は大きい。
目次
最初の訪問者たち
貿易、宗教、国民的使命
鎖国の壁の打破
軍艦外交と「骨董品」
アメリカの援助による武装
帝国主義への冒険
最初の軋轢
気の合わぬ同盟国
新しいアジア政策
不承認政策と大海軍主義
貿易における黄禍
中国へのコミットメント
望まれ、また望まれなかった戦争
新しい日は昇る
第2次大戦後の日米関係