出版社内容情報
第I部: 他動性とヴォイスの体系 ヴォイスの概念を広く捉え、ヴォイスの体系全体を視野に入れて、日英語間の異同を観察し説明する方途を明らかにする。第II部: 動詞のアスペクト構造 文法的アスペクトに焦点を絞り、アスペクトの体系が日英語でどのように対応しているかを明らかにする。
内容説明
ヴォイスの概念を広く捉え、英語の能動・受動と日本語の自動・他動・受身・可能・使役・敬譲の体系全体を視野に入れて異同を観察する。また文法的アスペクトにおいて、日本語では「ている」が、英語では進行形be V‐ingと完了形have V‐enが分析され、日英語での対応が明らかにされる。
目次
第1部 他動性とヴォイスの体系(序論;受動表現の比較;受動と使役の間;自動詞・他動詞・使役動詞;結語)
第2部 動詞のアスペクト構造(アスペクトと動詞分類;アスペクト構文の統語構造;日英語の対応)