英国十八世紀文学叢書<br> エロティカ・アンソロジー

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英国十八世紀文学叢書
エロティカ・アンソロジー

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784327180560
  • NDC分類 938
  • Cコード C0397

出版社内容情報

近代小説の古典を生み出した英国十八世紀は同時にあまたのポルノをも生み出した時代であった。『ファニー・ヒル』の新訳でも知られる小林章夫氏が、英国紳士たちに密かに読まれていた十八世紀ポルノグラフィの粋を一冊に凝縮。

隠然と咲き誇る英国十八世紀ポルノの世界

 近代小説の古典を生み出した英国十八世紀は同時にあまたのポルノをも生み出した時代であった。英国文化に造詣が深く、『ファニー・ヒル』の新訳でも知られる小林章夫氏が、詩や小説、地誌や講演の体裁を取った作品など幅広く選び出し、英国十八世紀文学の多元的な世界を紹介する。日記作者サミュエル・ピープスは言う、「真面目な人間として、一度は目を通しておくのも、この世の邪悪さが分かって、損ではない」。

ヴィーナスの学校、あるいは女性たちの快楽、実践法
メリーランド最新案内――その地誌、地勢、そして自然史
エロティック・ヴァース10篇
女性の夫、あるいはジョージ・ハミルトンこと、本名ミセス・メアリーの驚くべき生涯
地獄からの大ニュース、あるいはベス・ウェザビーによって敗れた悪魔
取りもちばあさんを見てみれば
人類繁殖法についての奇っ怪なる講義
売春宿の世界

【著者紹介】
英文学者、英国文化研究家、上智大学教授。東京都生まれ。上智大学大学院文学研究科中退、1975年同志社女子大学助手、1979年専任講師、1982年助教授、1985年ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞、1988年教授、1995年上智大教授。1999年「憂鬱な詩人-アレグザンダー・ポープの政治諷刺」で上智大文学博士。『女王、エリザベスの治世』、『諷刺画で読む十八世紀イギリス ホガースとその時代』、ジョン・クリーランド『ファニー・ヒル 快楽の女の回想』(翻訳)など、著書、翻訳多数。

内容説明

『ファニー・ヒル』をはじめとする数多のポルノを生み出した英国十八世紀。この時代らしく、地誌、書簡体、講演、詩などさまざまな形式によって書かれた十八世紀ポルノの豊かな世界を一冊に集約。

著者等紹介

小林章夫[コバヤシアキオ]
1949年東京生まれ。上智大学大学院文学研究科修了。同志社女子大教授を経て、上智大学文学部英文学科教授。85年第1回ヨゼフ・ロゲンドルフ賞受賞、99年上智大学文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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HANA

34
イギリス18世紀のエロティックな文献を集めた一冊。直接的な描写は冒頭の「ヴィーナスの学校」を除いてほとんど無い。むしろ探検記風のものであったり、詩であったり、女装であったり、医学者の啓蒙文章であったりと、兎に角一風捻ったバラエティに富んだ作品ばかりが集められている。どの作品も大らかで間抜け、特に詩とかは読んでいるうちにいくつかの悩みというのは現代も過去も変わらないものであるな、と見たこともない彼らに何となく親近感を覚える始末。個人的に気に入ったのは「メリーランド最新案内」、やっぱ捻った作品の方が面白い。2013/03/27

刳森伸一

1
英国十八世紀のエロティカを集めたアンソロジー。露骨な描写が際立つ『ヴィーナスの学校』がフランス語の翻訳。流石フランスである。女体の擬島化『メリーランド最新案内』は、露骨度では『ヴィーナスの学校』に劣るけど、面白さでは上。イギリスだって負けてない。あと、フィールディングの作品も収録されているところが、お得感があってよい。2013/03/30

世玖珠ありす

0
正直言ってガッカリでした~。英国文学ってこんなに面倒くさい文章だったっけ?当時からすると抑え気味に描写しなければ検閲で引っ掛かったんだろうけれど、抑えるどころか例え方が分からな過ぎ(^_^;)ナニ言いたいの?2013/05/31

わす

0
サミュエル・ピープスも読んだという『ヴィーナスの学校』を除いて露骨な表現はなし。この程度の性描写がポルノとして機能していたなら、当時の男は辞書でエロ単語を引く小学生並みの想像力。『我が秘密の生涯』や『ファニーヒル』は陰毛を性的魅力として描いていたが、『エロティック・ヴァース』にも結婚相手がパイパンでがっかりしたってくだりがあって、18世紀は今より陰毛に興奮してた説ある。その彼女を「あそこが古くなった女」とするのはどういう意味だろう。2025/02/13

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