研究社シェイクスピア・コレクション<br> あらし

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研究社シェイクスピア・コレクション
あらし

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784327180218
  • NDC分類 932
  • Cコード C0398

出版社内容情報

「人間てなんて美しいんでしょう。これはすばらしい新世界」――絶海の孤島で成長した美しい娘は思わずこう叫ぶ。ここにこめられた何重ものアイロニー。詩的情緒あふれる最晩年の名作にはシェイクスピアならではの苦みも仄見える。

魔法の島で織りなされる復讐と再生の物語。
「人間てなんて美しいんでしょう。これはすばらしい新世界」――絶海の孤島で成長した美しい娘は思わずこう叫ぶ。ここにこめられた何重ものアイロニー。かつてこの幼い娘とともに国を追われたミラノ大公プロスペローは魔法により復讐をはかるが、やがて復讐者への憎しみは赦しへと変わり、平安が訪れる。妖精たちの歌声にみちた魔法の島で織りなされる、詩的情緒あふれるシェイクスピア最晩年の名作。そこにはシェイクスピアならではの苦みも仄見える。


【研究社 シェイクスピア・コレクション】
大きな活字、ゆったり読書
シェイクスピアで人生を読む!
 恋の切なさ、嫉妬、裏切り、「時」に翻弄される人間の悲劇、人間存在の不思議…。シェイクスピアが現代に生きるわれわれに訴えるものとは何か。
 日本で初めてシェイクスピアのテキスト編纂に挑み翻訳に打ってでた訳者ならではの、舞台のリズム・台詞のリズムを完璧に活かした、流麗の決定訳。

あらし
シェイクスピア劇を読むために
『あらし』のテキスト
エッセイ

【著者紹介】
大場建治(おおば けんじ)
 1931年生まれ。明治学院大学名誉教授。英文学者、英米演劇専攻・演劇評論家。著書に、『シェイクスピアの贋作』(岩波書店)、『シェイクスピアを観る』(岩波新書)、『シェイクスピアの墓を暴く女』(集英社新書)、『シェイクスピアの翻訳』(研究社)、『シェイクスピア大事典』(編著、日本図書センター)、『研究社 シェイクスピア辞典』(編著、研究社)、訳書に『対訳・注解 研究社シェイクスピア選集』全10巻(研究社)、『じゃじゃ馬馴らし』(岩波文庫)など。

著者等紹介

大場建治[オオバケンジ]
1931年生まれ。明治学院大学名誉教授・演劇評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おりん

24
思ったより読みやすく面白かった。シェイクスピアってルネサンス後の人なんですね。そのおかげで現代人にも理解しやすい物語になってると思う。意外とアダルティーで、文学的な下ネタも出てくる。人間は清いところばかりでないことをよく分かってらっしゃる。要するに、人物描写が良い。あと、口上で語られる情景描写も良い。普段は使わないブンガクっぽい言葉が出てきて面白い。訳者の最後の解説も良かった。2018/06/28

syota

4
原題は「テンペスト」。シェークスピア最後の単独作。陰謀で海に流され孤島に漂着した公爵が、魔法と配下の妖精を使って復讐する話。公爵の力(魔法と妖精)が図抜けていて、すべて計算どおりに運んでいくため、波乱やスリルはない。最後には自分を陥れた人々を許し大団円になるが、許された悪役たちがどの程度本気で反省しているのかはあやしい(^_^;) 主役の公爵親子より、指輪物語のスメアゴルを思わせる半獣半人のキャリバンのほうが個性的で、魅力を振りまいている。シェークスピアは悪役の造形が本当にうまい。2015/01/23

erie

3
この話はよく知らなかったのだが、現代のテーマにも通ずるような孤独や差別、集団から別離された人間の自我の問題などが設定されていて、とても面白かった。ただ現代的に解釈しようとすると人物の行動が不自然だったりしてなかなか厳しい面もある。おそらくキリスト教的な善悪美醜の二元論とか。翻訳者のあとがきもすごい熱量で必読。2010年の映画もまた違う解釈で作られていて良い。翻訳者はキャリバンが気になるようだが、評者はエアリアルの目線で読んでいた。2019/06/23

左手爆弾

1
人々を惑わせる嵐もまた人の思惑。舞台の醍醐味か。2016/12/29

まろんぬ

1
戯曲を読むのは初めてだが、戯曲だからこその台詞回しや雰囲気がとても気に入った。結局はすべてプリスペローの掌の上の物語だったということか。 他の本の訳と読み比べをして、雰囲気を味わい比べてみたい。2013/12/03

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