目次
序章 「子ども」の近代を問い直す
第1部 「子ども」の近代とはいかなるものか(教育の「児童」・司法の「少年」―「子ども」の近代の成立とその内部の差異;「児童」の構築・放置される外部―「子ども」の近代の成立をめぐる身体と言葉)
第2部 年少者へのまなざしの複層性(労働力から「児童」へ?―工場法成立過程に見る「児童」の成立の裏側;フィクションとしての「未成年」―未成年者飲酒禁止法制定過程に見るだらしない「子ども/大人」語り;自由意志なき性的な身体―公娼制問題に見る「子ども」論の欠如)
終章 語られない年少者像・語り続けられる「子ども」



