内容説明
企業30余年の経験をもとに株式会社の生態を観察した。そこには一般の社会現象や自然現象と同じように法則性が隠され、あたかも発見されるのを待っていたかのようである。会社法学に、新しい研究方法、広い視野、そして実用的・実戦的な株式会社観を提供。
目次
1 株式会社形態の利用(株式会社観の再検討;企業の構成;企業の形態;株式会社形態;株式会社形態の包摂性;企業の成育;株主所属の取締役;株式会社の類型)
2 株主間契約(契約の要素;一人会社との対比;議決権拘束契約論の成果;契約の有効性)
3 株主間契約の機能(契約事項;議決権契約の解釈;対価契約の解釈;契約の法的性質)
4 株主間契約の効力(強行法規との関係;契約不履行;損害賠償;強制履行;契約解除)
5 結語―とくに公示について
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