内容説明
花と人の織りだす深い哀歓の詩篇。妖しく悲しい花たちの劇の呪力によって、人が本来抱える悲劇の様相を濃密な文体でうたい上げた山本十四尾の抒情詩は、意識の深層の皮膜まで顫わす愛の切実さと、風土の闇を執拗に彷徨する決意において際立っている。これは衰弱した現代の詩にとって衝撃である筈だ。
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- 洋書
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花と人の織りだす深い哀歓の詩篇。妖しく悲しい花たちの劇の呪力によって、人が本来抱える悲劇の様相を濃密な文体でうたい上げた山本十四尾の抒情詩は、意識の深層の皮膜まで顫わす愛の切実さと、風土の闇を執拗に彷徨する決意において際立っている。これは衰弱した現代の詩にとって衝撃である筈だ。